欧州の有力国いよいよ「F-35」の運用に参加!背景にフランスとの次世代機開発の難航!?

アメリカの航空宇宙企業であるロッキード・マーチンは2026年3月23日、ドイツ空軍向けのF-35AライトニングIIが、天井クレーンによって最終組立ステーションへ移動したと発表しました。

ドイツにもF-35が提供される理由

 アメリカの航空宇宙企業であるロッキード・マーチンは2026年3月23日、ドイツ空軍向けのF-35A「ライトニングII」が、天井クレーンによって最終組立ステーションへ移動したと発表しました。

Large 20260331 01

拡大画像

ドイツ空軍仕様のカラーイメージ(画像:ロッキード・マーチン)

 最初の機体は生産ライン上を移動し、4つの主要構成部品が結合された後、初めて車輪で自重を支えた状態で最終組立工程に入りました。これらの部品には主翼および前部・中央部・後部の胴体セクションが含まれ、高度なレーザー誘導治具を備えた電子的な接合・位置合わせシステムによって接続されました。

 次の段階では、エンジンの搭載に加え、操縦翼面や各種最終システムの取り付けが行われます。ロッキード・マーチンは、これらの工程がドイツの次世代戦闘機部隊の製造プロセスにおける重要な節目であるとしています。

 最終組立の後、機体は塗装および仕上げ工程(ステルス性能を高めるコーティングを含む)を受けます。その後、2026年下半期に予定されている初飛行および公式ロールアウト式典へと進む見込みです。同機はドイツ連邦軍で老朽化が進むパナビア・トーネードの後継として配備される予定です。

 F-35Aは、ドイツ連邦軍が初めて保有するステルス能力を備えた、いわゆる「第5世代戦闘機」に分類される機体です。

 当初ドイツ連邦軍は同機を導入せず、ユーロファイター タイフーンの改良による延命を図りつつ、一世代先となる第6世代戦闘機であるFuture Combat Air System/将来戦闘航空システム(FCAS)の配備を待つ方針でした。しかし、トーネードの老朽化が想定以上に進んだことに加え、FCASが共同開発国フランスとの対立により大幅に遅延、あるいは計画自体が不透明となったため、「プランB」としてF-35Aの導入に踏み切りました。

【画像】ドイツに初めて納入予定のF-35A「ライトニングII」

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  3. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  4. ロシアのミサイル部品工場が「大炎上」 ウクライナ軍の航空機から発射した巡航ミサイルが「直撃」か
  5. ウクライナ軍の「1000機の無人機」がモスクワの製油所を襲撃!“タンクが吹き飛ぶ瞬間”を捉えた映像を大統領が公開 今後の影響は?
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号