実は早い? 京浜東北線「快速」の実力と現在地 カギは“ライバル”に負けない強みと棲み分け
大宮~横浜間で並行するJR上野東京ラインと京浜東北線。京浜東北線には日中「快速」が運行されていますが、より停車駅の少ない上野東京ラインと比べて、どちらが速くて便利なのでしょうか。
上野東京ラインvs京浜東北線快速
JR東日本の上野東京ラインと京浜東北線は、大宮~東京~横浜間で路線が並行しています。この区間では、上野東京ラインは停車駅が少なく「快速」のような役割を持つ一方、京浜東北線は各駅停車のような運行形態です。しかし、この京浜東北線も、日中は田端~田町間で快速運転を行い、同じ区間を並走する山手線が各駅停車のような役割を担っています。
上野東京ラインと京浜東北線の快速では、どちらが速くて便利なのでしょうか。
まず、赤羽~品川間の所要時間を比べてみます。上野東京ラインは26分程度、京浜東北線快速は概ね33~34分です。
上野東京ラインは、途中の上野や東京で停車時間を長く取る列車もあり、運転間隔の調整や乗務員の交代が行われます。上野東京ラインが停まっている間に京浜東北線が追い抜いてしまうこともあり、両者が抜きつ抜かれつとなることもあります。
途中の停車駅の数は、上野東京ラインが尾久・上野・東京・新橋の4駅に対し、京浜東北線快速は東十条・王子・上中里・田端・上野・秋葉原・神田・東京・浜松町・田町・高輪ゲートウェイの11駅で、土休日は御徒町も加わり12駅です。
つまり単純に、上野東京ラインよりも京浜東北線快速の方が停車駅が多いため、所要時間も多いと考えて良いでしょう。
なお、上野~赤羽間はルートが異なります。京浜東北線と山手線は田端、上野東京ラインは東側の尾久を経由します。この尾久経由は田端経由より200mほど遠回りですが、誤差の範囲といえるのかもしれません。
上野東京ラインと京浜東北線快速の所要時間の差は7分ですので、上野東京ラインを目の前で見送ることになっても、直後にやって来た京浜東北線快速に乗れば、次の上野東京ラインの列車より早く目的地に着ける場合もあります。





休日の神田停車は不要。