8年越しついに開通「山手線をまたぐ橋」めっちゃ良くなった!? “盛土まるごと撤去”で激変! ただ再び“抜け道化”の可能性も

東京都豊島区で架け替え工事が進められていた「西巣鴨橋」が開通しました。8年におよぶ工事でJR山手線などをまたぐ橋は生まれ変わっています。その存在は、今後の道路整備によっても大きく変化する可能性があります。

将来は「池袋のバイパスのバイパス」に?

 さて、8年間にもわたる工事の完成で、交通環境はどう変わったのでしょうか。やはり大きく利便性が向上するのは、近隣の生活交通でしょう。

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春日通り、西巣鴨橋通りに入る「東池袋三丁目」交差点手前の青看板。さらに先の明治通りの案内はあるが、西巣鴨橋通りは案内されない(植村祐介撮影)

 西巣鴨橋の通行止め期間中、北大塚と東池袋との交通は、西側の「宮仲橋」、東側の「栄橋」が担っていましたが、この双方へのアクセスには狭隘な住宅地を抜ける必要があり、見かけ以上の遠回りとなっていました。しかし新しい西巣鴨橋の開通で、そうした遠回りが必要なくなっただけでなく、歩行者や自転車にとって障壁となっていた階段や急坂がなくなり、旧橋時代以上に便利になっています。

 とくに北大塚に住む人にとっては、池袋の繁華街が再び近くなったことが、喜ぶべきことでしょう。

 一方、より広域の交通に目を向けると、かつて西巣鴨橋は都道305号「明治通り」内回りが池袋駅前を先頭に渋滞していたとき、池袋駅の北側約1.2kmにある「上池袋」交差点から「サンシャインシティ」方面への抜け道として使われていました。昨今は渋滞もそれほどではないことから、開通後のそうした利用は限定的だと思われます。

 ただこの周辺では、宮仲公園通りから上池袋交差点、東武東上線北池袋駅を抜け都道317号(山手通り)を結ぶ「補助83号線」、サンシャインシティ付近を通り明治通りのバイパスとなる「環状第5の1号線」が事業中です。これらの道路が完成すると、西巣鴨橋の役割もさらに変化するかもしれません。

【ここか!】これが「シン・山手線をまたぐ橋」です(地図/写真)

Writer:

1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。

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