スイスイ区間から“いきなり信号!?” 群馬のシン高速「上信道」の新区間「渋川西バイパス」走ってみた 温泉アクセスが激変!
群馬県渋川市で「上信道」の一部となる「渋川西バイパス」が全面開通しました。これにより草津温泉方面へのアクセスが向上しましたが、実際に走ってみるといくつかの課題も見えてきました。
“大回り”解消で温泉アクセスが劇的に改善
実はこの地域における渋川伊香保ICから、万座温泉、草津温泉方面を結ぶ国道353号との連絡は、これまで改良の連続でした。
渋川伊香保ICからつながる国道17号は、吾妻川を「吾妻新橋」で渡る「鯉沢バイパス」が完成するまで、現在の国道291号と重複していました。そして万座温泉、草津温泉方面へのメインルートは、「鯉沢」交差点で左折して吾妻川の左岸を走る国道353号現道へ進むというものでした。
しかし当時の鯉沢交差点は、行楽シーズンには国道17号旧道(現国道291号)の上下を行き交うクルマと国道353号との交通が交錯し、通過に数時間かかることもあるという難所だったのです。
この事態を打開するために鯉沢バイパスが作られ、国道353号との連絡も同バイパスの「白井上宿」交差点となりました。しかしそれでも、渋川市の市街地東側を“大回り”するという構図は変わりませんでした。
この状況に変化をもたらしたのが、渋川西バイパスの現道拡幅区間、現道活用区間の整備と、上信道の段階的開通です。渋川伊香保ICから万座温泉、草津温泉方面への交通流は、渋川市街地の手前をショートカットできるようになったことで、徐々にこちらにシフト。そして今回の渋川西バイパスの全通で、渋川伊香保ICから渋川市東郊の小野上温泉に近い「箱島IC」まで、わずか20分程度で結ばれることになったのです。
上信道は現在、箱島ICから西の未開通部(吾妻東バイパス)も建設が進んでおり、将来的には渋川市から嬬恋村までのアクセスが大きく改善される予定です。
さて、こうした効果の一翼を担う渋川西バイパスですが、今後の交通量増を考えたときに、課題がないわけではありません。





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