「高すぎる!」米製UAV導入やめた!→そして誕生した韓国の“国産無人機” ついに量産初号機が堂々ロールアウト

韓国空軍が国産の中高度無人航空機(MUAV)の量産初号機を公開しました。どのような経緯で誕生し、どんな能力を持つ機体なのでしょうか。

「北」を監視する“純国産”無人機

 韓国空軍は2026年4月8日、韓国が独自に開発した国産中高度無人航空機(MUAV)の量産初号機のロールアウト式典を実施したと公式Xで明らかにしました。

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ロールアウトしたMUAVの量産初号機(画像:韓国空軍)。

 このMUAVは、主に北朝鮮の監視や戦場での目標情報取得などを任務とする情報収集型で、攻撃能力は付与されていません。機体に装備された高性能カメラなどを用いて、戦場の情報をリアルタイムで収集し、軍全体に迅速に共有することが可能だといいます。

 今後、韓国空軍ではこの量産初号機の性能確認試験などを実施したうえで、2027年までに運用部隊への引き渡しを行うとしています。

 実は、韓国における無人機の開発は、一度頓挫した過去があります。国防科学研究所と大韓航空が2008年にKUS-15という機体を開発していましたが、アメリカの無人機を購入することになり、2011年に開発事業が停止されていました。

 今回ロールアウトを迎えたMUAVは、このKUS-15プロジェクトを再開し、発展させた機体であるKUS-FSがベースとみられています。プロジェクト再開の背景には、アメリカ製の無人機の価格高騰などがあったようです。

【画像】ロールアウトした「量産初号機」と「開発元の機体」を見る

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