「日本一小さな航空会社」の特別な日に潜入 “定期便を飛ばしながらお祭り”の神業…ひと味違うその魅力とは

旅客機1機のみ、「日本一小さな航空会社」と天草エアラインが拠点としている天草空港で行われたイベントを取材。そこで同社とこの機体がいかに地域に愛され、重要な存在であるかを見えきました。

愛称で呼ばれる旅客機

 天草エアラインの機体は、欧州ATR社のターボプロップ旅客機「ATR 42-600」です。この機体にはイルカをモチーフにした塗装がされ、「みぞか号」の愛称で親しまれています。航空会社の社員はもちろんのこと、地元民やイベント取材に来た地元メディアの人々も、旅客機のことをATR 42-600という型番ではなく、「みぞか」の愛称で呼んでおり、正式な型番で呼ぶ人の方が少数派と思えるような印象がありました。

「みぞか号」が天草空港のマスコット的な存在になっているのは間違いないようです。

 一方で、そんな「みぞか号」は本イベントでも主役となるべき存在だと思いますが、今回のイベントでは空港での機体展示はありませんでした。じつは、天草エアラインの保有機はこの「みぞか号」1機だけであり、展示機を用意するということは、航空会社そのものの運休を意味します。

「みぞか号」を用いて天草エアラインは1日10便を運行しており、主要路線の天草空港~福岡空港線以外にも、熊本空港や大阪の伊丹空港にも便があります。各空港の滞在時間は30分程度と非常に短く、文字通りに飛び回るような高密度な運行スケジュールとなっています。

「みぞか号」を使ったマーシャリング体験も、福岡発天草着のAMX102便の着陸に合わせて行なわれていました。

【写真】えっ…これが「日本一小さな航空会社の故郷の祭」異質の全貌です

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