年間100万台売れる“トヨタの絶対的エース”をどこまで“変えた”のか? 新型「RAV4」気になる点も
トヨタのグローバル戦略車「RAV4」が6代目へとフルモデルチェンジしました。外観は変化しつつも、サイズなどは先代と変わっていません。どのような進化を遂げたのでしょうか。
「本命モデル」PHEVの実力は?
こうしたインテリア周りのデザインや操作系統の最適化は、実際に運転席へ座ると効果が即座にわかります。前後ともに、視界を遮るノイズが大幅に減っているのです。
もちろん、死角はカメラで全方位的にカバーしていますが、やはり直接の「見やすさ」こそ、運転時の安心感に直結するものでしょう。加えて、運転席周りは左右で役割を明確にしたステアリングスイッチ(左:エンタメ関連、右:運転支援)や、フードレスのフル液晶メーター、使い勝手が向上した最新インフォテインメントなどを備え、先進的でありつつ、非常に見やすくまとめられています。
一方で走りの進化はというと、端的に表すと“大人になったRAV4”といった雰囲気。従来型RAV4と、より上位に位置する「ハリアー」とのいい所取りと言える仕上がりです。
プラットフォームは、これまでの知見をフィードバックした「第2世代GA-K」に進化。フロア部分の高剛性化や、サスペンション取り付け点剛性の大幅なアップ(フロント+31%、リア+27%)などのブラッシュアップが実施されました。
これにより、新型RAV4はドライバーの操作に対して「より意のまま、より滑らか、より自然」に動くフットワークを実現。ステアリングも軽めながら直結感が高く、雑味のない感触。質感としては、プレミアム系モデルの領域に一歩踏み入れたような印象です。
また、パワートレインは前述の通りHEV(ハイブリッド)とPHEVの2種をラインナップしています。HEVモデルは、日常走行でも容易に20km/L超えの低燃費をマークするうえに、走りも電動車的な味わいが増した印象。静粛性もアップしました。
ただ新型RAV4の“本命”は、第6世代に刷新されたPHEVモデルです。電動システムは一体構造化による小型・軽量化に加え、高出力化や高効率化が進められました。バッテリー容量もアップし、システム出力は329ps、EV航続距離は150kmに向上しています。
加えて、PHEV専用となる「GR SPORT」は、ワイドトレッド化を図るとともに専用のパフォーマンスダンパーやサスペンションを装着。思い通りに気持ちよく曲がるハンドリングと快適性を両立しています。路面の接地感は悪天候でも掴みやすく、乗り味はクルマ好きも唸る“スーパーノーマル”な仕上がりと言えるでしょう。





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