「京阪顔」が絶滅寸前! 新型導入で引退進む「昭和の卵型電車」 そっくり3兄弟の見分け方は
京阪電鉄では新型13000系電車の導入が進み、昭和生まれの車両が次々と姿を消しています。特に「京阪顔」とも呼ばれた卵型の2200系・2400系・2600系は、風前の灯火です。
2600系・2400系・2200系はどう見分ける?
1978(昭和53)年には、1000系と同じく車両の造り変えによって2600系が登場しました。2600系は造り変えの車両に加え、同等の構造の新造車両が1981(昭和56)年に登場しています。造り変えのグループは2023年までに廃車されており、現在は新造車両で30番台のグループが残っています。
京阪では、モーターの有無で台車が異なっていた時代が長く、2200系と2400系では車両によって台車の形に違いがあります。2600系は台車の流用や交換が行われたため、多いときには十数種類の台車が使用されていました。コアなファンの間では、「台車の博物館」とも呼ばれています。
先の通り、2600系、2400系、2200系の車体断面は卵型で、デザインもよく似ています。見分け方としては、2200系と2400系は前面の窓の縁が銀色ですが、2600系は黒いゴムが使われており区別ができます。
2400系は、冷房装置が小型で多いことが特徴で、さらに前面に備えた種別・行先表示器と窓が合体したデザインになっています。
2200系は、最後の1本がリバイバル塗装として昔の京阪電車の色を復刻して運転されているので、簡単に区別できます。これは、2024年に2200系デビュー60周年を記念して、2216編成を昔の塗装に戻したものです。上半分が若草色(ライト・グリーン)、下半分が青緑色(ダーク・グリーン)のツートンカラーに塗られています。
2600系、2400系、2200系が減った一方で、1000系は全6本が健在です。13000系の増備により、これらの車両の今後が注目されるところです。
Writer: 柴田東吾(鉄道趣味ライター)
1974年東京都生まれ。大学の電気工学科を卒業後、信号機器メーカー、鉄道会社勤務等を経て、現在フリー。JR線の2度目の「乗りつぶし」に挑戦するも、九州南部を残して頓挫、飛行機の趣味は某ハイジャック事件からコクピットへの入室ができなくなり、挫折。現在は車両研究が主力で、技術・形態・運用・保守・転配・履歴等の研究を行う。鉄道雑誌への寄稿多数。資格は大型二種免許を取るも、一度もバスで路上を走った経験なし。





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