『エリア88』でも有名? 開発から50年超えの戦闘機「クフィル」まだまだ現役! 近代化改修機の初飛行

スリランカ空軍は2026年6月11日、改修された戦闘機「クフィル」の初飛行試験が成功したと発表しました。

大幅な改修でさらに機体寿命を延ばす

 スリランカ空軍は2026年6月11日、改修された戦闘機「クフィル」の初飛行試験が成功したと発表しました。

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改修を終えた「クフィル」戦闘機(画像:スリランカ空軍)

 今回の改修は、長期間運用されてきた同機の機体寿命を延長するために実施されたもので、2021年6月に契約が締結されました。改修は、製造元であるイスラエルの航空宇宙企業IAI(Israel Aerospace Industries)が担当しています。

 改修では、アビオニクス(航空電子機器)の大規模な近代化をはじめ、ミッションシステムの更新、機体構造の再生整備、整備能力の強化などが行われたとのことです。

 この改修により、コックピット周辺には最新型のグラスコックピットが導入されるなど大幅な近代化が図られ、状況認識能力や航法機能、通信能力が向上したほか、精密誘導兵器の運用も可能となっています。

 IAIによると、今回の改修によってクフィルはF-16やF-15といった第4世代戦闘機に匹敵する能力を獲得するとともに、パイロットの負担軽減や任務遂行能力の向上も実現するとしています。また、将来的な能力向上にも対応可能な基盤となると説明しています。

 クフィルは開発から50年以上が経過した機体で、開発国であるイスラエルではすでに退役しています。しかし現在もスリランカではふたり乗りの練習機型含め10機弱が運用されており、ほかにもコロンビアで運用が続けられています。

 なお、マンガ『エリア88』では、エリア88司令官の サキ・ヴァシュタール が搭乗する機体としても知られています。

【画像】飛んだ! これが改修後の初飛行の様子です

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