西武線の「新顔」7000系いよいよ今月末にデビュー 新たな編成の改造工事も着々と進行中

西武鉄道が「サステナ車両」として東急電鉄から譲受した7000系が一般にもお披露目され、再デビューに向けた準備が進んでいます。

今年度は4編成を譲受

 西武鉄道が「サステナ車両」として東急電鉄から譲受した7000系が、2026年6月27日(土)から狭山線で運行を開始します。6月6日に開催された「西武・電車フェスタ2026 in 武蔵丘車両検修場」では、改造中の7000系が一般公開されました。

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西武鉄道の武蔵丘車両検修場で改造中の7000系(画像:乗りものニュース編集部撮影)

「サステナ車両」とは、西武鉄道が他社から譲受した環境負荷の少ないVVVFインバータ制御車両を指します。その初弾として、元・小田急8000形電車を改造した8000系が2025年5月にデビューしています。

 これに続き、東急の9000系電車を譲受し、7000系として再デビューさせる準備が進んでいます。7000系のデザインは市松模様をベースとしており、8000系とデザインを揃えています。

 既に改造工事が完了した7000系の編成は、VVVFやSIV(補助電源装置)が交換されたほか、車内も床材と化粧板が東急9020系と同等品に交換されています。また、秩父線に長大トンネル区間が存在するため、天井の材料は不燃性のグレードを更に上げたものが採用されました。

 ただ座席モケット、ドア上の車内案内表示器はそのまま。車端部にあるボックス席も残されています。既に試運転も始まっており、見かける機会も増えつつあります。

「西武・電車フェスタ2026 in 武蔵丘車両検修場」には約8300人が来場し、改造中の7000系が注目を集めていました。改造中の7000系は車体の帯や座席が撤去された状態で、珍しい種別を表示していました。検修場内には7000系の台車も展示され、細部まで観察することが可能な貴重な機会となりました。

 展示された7000系の台車は、両先頭車用の「TS-1005」と呼ばれる台車。車体と台車を繋ぐ「ボルスタ(揺れ枕)」と呼ばれる部品を省略したシンプルなボルスタレス台車で、西武鉄道では珍しいディスクブレーキを搭載しています。

 武蔵丘車両検修場で検査を行った台車は黒色から、西武の床下専用色である「N-4」と呼ばれるネズミ色に変更されるといいます。今回のイベントでは、綺麗な「N-4」カラーの台車を見ることができました。

 また、イベント当日は7000系と「西武 旅するレストラン『52席の至福』」の並びが実現。池袋から会場直通の臨時列車として乗り入れて来た8000系とサステナ車両同士の顔合わせも実現しています。

 なお、7000系は今後、6月27日から狭山線に3編成が導入予定。今年度は4編成が東急電鉄から西武鉄道に譲渡されます。7000系は最終的に約60両まで増え、多摩川線、多摩湖線、秩父線へも運行区間が拡大します。

【画像】ピカピカ!これが西武7000系の台車です

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