「えっ家じゃないの!?」家づくりのプロが作る“24時間シェルター”の衝撃! なぜ防衛分野へ?

日本の3Dプリンター建築メーカー、Serendixがイギリスの航空ショーで軍用シェルターのコンセプトを公開しました。住宅建築で培った技術を応用し、約24時間で建設可能としています。

気になる防護性能は

 今回公開した軍用シェルターのコンセプトは、前線基地で運用される小型無人機(ドローン)の格納庫や兵員用シェルターなどを想定したものです。同社はこれを「次世代防衛建築」として紹介し、防衛分野への応用をアピールしました。

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3Dプリンターで制作された同社の建築物の縮小模型(布留川 司撮影)

 施工時間の短さだけでなく、防護性能の評価も進められています。同社によると、防衛大学校などと連携して各種評価試験を実施しているほか、飛翔体衝突試験では、ドローンなどによる衝撃から内部の人員を保護できることを確認したといいます。現在は防衛分野での具体的な活用方法について、防衛省などへの提案を進めている段階です。

 ウクライナ戦争では、ドローンやミサイルによる攻撃が戦場の様相を大きく変えた一方、兵士や装備を守るシェルターや掩体の重要性も改めて浮き彫りになりました。住宅建築から生まれた日本の3Dプリンター技術が、こうした防衛インフラの分野で新たな活躍の場を広げるのか、今後の展開が注目されます。

【画像】「家」づくりの技術で「シェルター」を造る

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