クルマ運転支援、見えにくい「差」とは 各社各様うたい文句に隠れた「機能」と「質」

同じ「機能」で差が出る大きな理由のひとつは「手段」

 では、なぜ、そのような差ができてしまうのでしょうか?

 理由のひとつは、運転支援システムという技術が、まだ発展途上だから。人やクルマを認識して、ぶつからないように自動でブレーキを作動させるシステムの普及は、ごく最近のことです。その技術は、まだまだ円熟と呼べるものまで磨き上げられていません。

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スズキ「スイフト HYBRID SL」の「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」は、単眼カメラとレーザーレーダーで前方の歩行者や車を検知(画像:スズキ)。

 また、いろいろな自動車メーカーが「障害物を認識してブレーキを作動させる」という機能を実現していますが、使っている技術はメーカーごとに異なります。完成したひとつの技術があって、それをみんなで共有しているのではありません。それぞれの自動車メーカーが、独自にシステムを開発しているのです。

 たとえて言えば、「家屋の二階にあがる」という行為は同じでも、「ハシゴを使う」「階段を使う」「エレベータを使う」というくらい違います。ハシゴは安いけれどグラグラと不安定。エレベータはラクチンですが設置は大変、といったように、それぞれにメリットとデメリットがあります。

 同じように、自動ブレーキも、ひとつのカメラで済ますのか、カメラとレーダーなど数多くのセンサーを組み合わせるのか、といった違いがあります。センサーが多くなるほど、安心度は高まりますが、値段も高くなりますので、いかに安く、いかに安心度を高めるのかがポイントとなっているのです。

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コメント

5件のコメント

  1. どんな運転支援装置があろうが、いや、だからこそ、一番大事なのは運転手の周囲の目配り、気配り。それに、もっといえば運転していない、歩行者や自転車にも今以上のマナーと気配り(正直、自動運転ですら完全な歩行者対策は無理)が必要。
    と書くと交通弱者保護、歩行者優先に違反している、という意見が噴出しますが、交通弱者だからこそ、むしろマナーを守るべき。

    • そうだな、保護と優先を王道と勘違いしてもらっちゃ困るからな、聴いて察知する危険もあるに耳栓音楽でワザワザ五感の1つを封印してゼブラゾーンを歩く様は優先に保護されるに値せんかもしれんね、優先、保護されてる意識を持ってこそ弱者なんじゃないでしょうか?

  2. 高速道路だけならば、どんどん自動化してほしい。
    ・登り坂の自然減速での渋滞(渋滞原因の7割)
    ・追突事故(事故原因の8割)
    ・事故による事故渋滞(渋滞原因の1割強)
    これらが激減すればどんどん流れがスムーズになり、高速バスの定時性向上にもつながる。
    長距離ドライバーの過労による事故も防げる。雇用も奪われないので反対する人は皆無だろう。

    • 年寄りはクルコンなんか使えない
      機能はついてるけど使わない人がほとんどだろうね

  3. アイサイトVer.2の付いているBR型のレガシィに乗っているけど、やはり万が一を考えると本当に頼もしい。
    アイサイトに頼るつもりは当然ないけど、アイサイトのお陰で事故が防げるかも知れないと考えると、この手の装備はこれからの必須だと思う。

    衝突被害軽減装置を普及させたスバルの功績は素晴らしい。