長~い編成の列車、新幹線や在来線の1位は? 私鉄は意外な「伏兵」も

私鉄は意外なところが両数トップ

 私鉄も、やはり大きな輸送力を必要とする大都市の事業者が長編成の列車を走らせています。関東の大手私鉄では京成電鉄が最大8両ですが、ほかは京急電鉄の12両、小田急電鉄「ロマンスカー」の11両(7000形「LSE」)を筆頭に、10両編成の列車を多数運行しています。また、関西では近鉄が、関東の主流である20m級車両より少し長い21m級車両で10両編成を組んで走らせています。

 編成の長さを比べると、京急電鉄の車両は1両あたり18mで、12両編成の場合、その長さは約216m。近鉄の21m級10両の場合は約207mですので、全長、編成両数とも京急の「二冠」となりそうですが、ここで思わぬ伏兵が現れます。

 それは富山県の山中を走る黒部峡谷鉄道。元は黒部川の電源開発のために敷設された資材運搬用の鉄道ですが、現在は、シーズンともなれば観光客で大いににぎわい、ピーク時には単線にもかかわらず1時間に宇奈月発片道3本のトロッコ列車(黒部峡谷鉄道は「トロッコ電車」と案内)が運行されるほどの路線です。

 そんな背景から列車の編成も長く、けん引の機関車を除いてもなんと最大13両編成。京急電鉄を1両上回るのです。もっとも、客車の長さは1両あたり7m~7.4mと短く、13両つないでも100mほどにしかなりません。

 鉄道車両は使用目的や、ホームの長さなどインフラの制約によって、路線や事業者で大きさに違いが出てきます。したがって、たくさんつながっているからといって必ずしも全長も長いとは限らないのです。

【了】

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コメント

10件のコメント

  1. 黒部の電車にはびっくり。都会には負けないぞ!!

  2. 昔の貨物列車も両数は結構あったと聞いてます。特に北海道や九州の石炭列車はすごい両数だったと書いてありました。

    • 運転取扱い基準規定により、9600SL×3 でセキ3000×73両が最高です。 これ以上長い列車は規則上運転できません。
      後年、規定改正により、最大量数が53両に制限されています。ただし、一両の長さが長い四軸コンテナ貨車だともっと両数は制限されています。

  3. 今度の電車は短い10両です

  4. 昔々子供の頃に貨物列車の車両数を20台以上数えた記憶はありますが、大部分が短い2軸車でしたね。ブルートレインには荷物車・郵便車・電源車を含めて20両編成があったと記憶しています。

    • そこまで長くなくて機関車入れて16両です。

  5. 在来線の時代が始まる予感

  6. LSEは11両だけど車両が短いから通常の20m車両に換算すると実は7両しかないんだよ。

  7. × 総武本線
    ○ 横須賀線・総武快速線

    • 横須賀・総武快速線という路線はない。
      総武本線で正しい。
      ついでにいうと、直通先の内房線、外房線、成田線も。