「京王ライナー」朝の運転はある? 停車駅はどう決めた? 記者発表会全容
ダイヤ改正、3つのポイント
紅村社長の発表に続き、鉄道事業本部長の高橋泰三 専務取締役(高の字ははしご高)によるダイヤ改正の概要説明が行われます。
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【高橋泰三 専務取締役】
今回のダイヤ改正では、お客さまからニーズの高い速達性、利便性を高め、お客さまに満足していただくということを目指しております。そのため、実施する改正のポイントは3つでございます。
1点目は、朝のラッシュ時間帯の上り準特急の増発。2点目は夕夜間時間帯の下り準特急の増発。3点目は終電時刻の延長です。ダイヤ改正は、平日が2月22日、土休日が2月24日に実施します。
1点目、朝ラッシュ時間帯の上り準特急増発について。これまで新宿着7時30分から9時まで、急行、区間急行、各駅停車によるダイヤで運行を行ってまいりましたが、朝のラッシュピーク1時間前後で、具体的には新宿着7時30分から40分ごろ、それから8時50分から9時ごろの時間帯に他種別からの置き換えを含め、より速達性の高い準特急を6本増発いたします。この6本の内訳ですが、京王本線が2本、相模原線が4本です。
京王本線では、京王八王子~新宿の所要時間は最速50分であり、これまでの53分から3分短縮されます。相模原線では、増発する4本のうち2本は京王多摩センター始発の電車です。京王多摩センター~新宿の所要時間は最速38分で、これまでの45分から7分ほど短縮いたします。朝ラッシュ時間帯に準特急を増発することにより、速達性を向上させ、より利便性を高めてまいります。朝活や時差通勤をされるお客さまにぜひご利用いただければと思います。
続いて2点目の、夕夜間下り準特急の増発についてです。18時台から0時台における夕夜間の時間帯において、特急からの置き換えにより、準特急を19本増発します。都営新宿線方面からのお客さまが準特急の停車駅である笹塚で乗り換えることが可能になりますので、都心方面のお帰りのお客さまの利便性が向上いたします。また同時に、準特急の停車駅である千歳烏山や隣の仙川の利便性を向上いたします。
3点目は、終電の延長です。高尾線方面は平日の新宿の終電時刻を8分延長いたします。井の頭線においても吉祥寺発明大前行きを新設することにより、明大前で最終の特急に乗り換えることができる時刻を7分延長いたします。これらの延長によりお客さまの利便性を向上させてまいります。
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