人間よりも過酷? 鉄道車両の軽量化 車体も窓も厳しく設計、どんな利点が

鉄道車両は少しでも軽くするため、材質、組み立てなどあらゆる方面から厳しいチェックが入ります。鉄道車両のダイエットは、もしかしたら人間のそれより過酷かもしれません。

軽い車両は乗客にも利益

 鉄道は旅客や荷主から運賃を受け取って輸送する交通機関です。従って一度に多くの乗客や荷物を運べばそれだけ大きな利益を得られます。

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これまでのステンレス車の造りを根本から変えた東急8090系電車。モーター付きの車両で31.5tという数字は登場当時、驚異的なものだった(児山 計撮影)。

 乗客や荷物をたくさんのせるとそれだけ車両は重たくなりますが、線路は受け止められる最大重量が路線ごとに決まっているため、それを超えた列車は運転できません。

 決められた重量の範囲内でより多くの人や荷物を運ぶには、車両を軽く造るのが効果的です。たとえば1両の重さが1t軽くなれば、それだけ人や荷物を多く運べます。また、これまでと同じ人数を運ぶのであれば、車両が軽くなる分スピードアップがしやすく、電気代や燃料代も削減できる上に線路の傷みも減ります。ひいてはダイヤや運賃に反映され、鉄道会社のみならず利用者にとっても利益になります。

 こういった理由から、新型車両を製造する際は安全を脅かさない範囲で可能な限り軽くなるように設計されます。

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コメント

1件のコメント

  1. 一番苦労しているのはメーカー各社だと思うんだ。

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