沖縄上空「WW3」の危機! 空自唯一の実弾射撃、「対ソ連軍領空侵犯機警告射撃事件」

戦後、日本の空が最も緊張に満ちた日のひとつが、1987年12月9日の「対ソ連軍領空侵犯機警告射撃事件」でしょう。米ソがINF(中距離核戦力)で歩み寄った翌日の、冷や水を浴びせるようなできごとでした。

【写真】冷戦末期、米空母とソ連爆撃機のツーショット

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冷戦末期の1989年、アメリカ海軍の空母「レンジャー」に近付くソ連空軍のTu-16(画像:アメリカ海軍)。

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1975(昭和50)年に創刊した、40年以上の実績を誇る老舗軍事雑誌(http://www.argo-ec.com/)。戦車雑誌として各種戦闘車両の写真・情報ストックを所有し様々な報道機関への提供も行っている。また陸にこだわらず陸海空のあらゆるミリタリー系の資料提供、監修も行っており、玩具やTVアニメ、ゲームなど幅広い分野で実績あり。

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コメント

1件のコメント

  1. 事件だと?当たり前のことをしただけだろうが。警告射撃くらいはね。実際当時のソ連からその後謝罪が届いたとの話もある。