【「平成」と乗りもの】規制だらけ、競争ナシだった日本の空にLCCが羽ばたくまで 次なる課題も
空港を、地方を、旅行の仕方を変えていくLCC
ピーチが関空を拠点に快走する一方、「成田組」は色合いが異なりました。エアアジア・ジャパンは出資元であるANAとエアアジア(マレーシア)の協調がうまくいかず、2013(平成25)年にはANA100%出資のバニラ・エアに移行。ジェットスター・ジャパンはJALとジェットスター(オーストラリア)の後押しを受けて路線拡大は順調に実現したものの、就航後2年で200億円の赤字を計上し、親会社群からの多額の資金注入を受けて運航を継続するという苦しい経緯をたどりました。
他方、2015(平成27)年に稼働した成田空港の第3ターミナルは、LCC利用の若者が目につくようになります。空港ターミナルの風景を、一見してショッピングモールのようなカジュアルなものに変えたのも、まさにLCC効果といえるでしょう。
このようにLCCが促した利用者の若年化は「航空券の買い方」も変えつつあり、スマホを駆使して安い航空券やツアーを比較し購入するメタサーチ(比較サイト)や、オンライントラベルエージェント(OTA)の利用が一気に上がったと考えられます。また、これらLCCが国内路線を展開することで、地方の空港・自治体が誘致活動を活発化させ、観光地の旅館やレストラン、店舗に「元気」をもたらしました。国土交通省の調査によると、LCC利用者の50%がLCCの効果として「旅行回数が増えた」と回答しているように、ほかの交通機関からの転移や旅費の節約以上に、新規需要の喚起効果をもたらしたといえます。
さらに日本の空港や街なかの風景を変えたのが、インバウンド(訪日旅行者)の急激な増加です。日本のLCC就航以降、成田や関空、中部そして地方空港が海外LCCの誘致合戦を繰り広げており、「観光立国ニッポン」を現実のものにしつつあるのです。
日本側のピーチ、バニラ、ジェットスター・ジャパンはアジア国際線にも進出していますが、当初の予想以上に外国からの利用者の比率が高まっています。内外エアラインが運ぶ外国人の個人旅客者が徐々にリピーターとなり、クチコミでいろいろな体験が拡散することで「日本人が知らない日本の観光スポット」が次々に開拓されている状況です。
>優秀な管制官とテクノロジーを羽田に結集し
なにこの作文。羽田の管制官は無能と言うためだけの作文なの?羽田の管制官に失礼だろ。撤回しろ。
何と言うか~手の施しようのない・・・
「羽田の管制官は無能」なんて言ってないでしょ
テストで成績の良い子供を集めて進学クラスをつくろうと言ってるだけで「他の子供の出来が悪い」なんて話はしてない
そういう曲解してムキになる連中が騒ぐから全体の管制能力が向上しないとよくわかるコメント
どの業界も視野の狭い組合が発展を阻害している
だから不作は出荷できないから濾すんでしょ?
如何に優秀な管制官を集めると言えど、所詮は人海戦術であり、限界がある。
この航空ビジネスナンとやらさんは、如何なる余裕さえも認めないという方針のようだが、民営化したところで人海戦術以上のことは出来ないんじゃないか。
人命に関わることなのだ。
シュミレーターゲームと同一視してやいないだろうか?
"羽田の管制官は無能"とか"如何なる余裕さえも認めない"とか、曲解して反対する人の多いこと
この手の人は生まれた時代が違えば飛行機なんて危ないと民間航路自体に反対していたと思う
「羽田空港に国際線はともかく国内線LCC」ってチャンチャラおかしいわ。LCCなんて空港利用料金ケチるためにその都市圏第2,第3の空港を使い、詰め詰めにしてそれこそターンアラウンド4,50分圏内で着陸して離陸していくんだからこそ安価な運賃実現できてるんだけどな。例えばJetBlueは確かにニューヨークではジョン・F・ケネディ使ってるけど、太平洋側はロングビーチだしな。
国内線で羽田を拠点にしてLCCやったら北九州とか神戸線になってそれこそJALANAともかくスタフラやスカイマーク潰しにしかならんし、JALANA本体やスタフラ、AirDo、ソラシド、FDA、JTAなんかですら儲かりそうにない路線をJALならJetstar Japan、ANAならPeachで置き換えるだけですがな……。