常磐道はあまり混まない? 東京~仙台、東北道経由より1時間早いことも その活用法

2019年GWも常磐道の方が狙い目か?

 2019年GWは、常磐道をどう活用すればよいでしょうか。NEXCO東日本の外山さんは次のように話します。

「上り線の渋滞ピークとなる5月5日(日)でいうと、東北道ルートでは仙台宮城ICを午前9時以前、もしくは21時以降に出発すれば、所要時間が最大で2時間20分ほど短くなると予想しています。対して常磐道ルートを選ぶ場合、午前11時ごろから19時ごろまでのあいだに仙台周辺から出発すると、東北道ルートよりも最大で1時間ほど短くなる予想です」(外山さん)

 この5月5日(日)の東北道上り線では、北から福島トンネル(福島市)付近で最大20km、西那須野塩原IC(栃木県那須塩原市)付近で最大20km、上河内SA(宇都宮市)付近で最大15km、加須IC(埼玉県加須市)付近で最大40kmの渋滞が予想されています。特に福島トンネル付近の渋滞は午前9時ごろから発生するなど、仙台を早朝または夜に出発しなければ、長い渋滞に何度も巻き込まれる可能性があります。

 対して同じ日の常磐道上り線は、北から日立中央IC(茨城県日立市)付近で最大15km、千代田石岡IC(同・かすみがうら市)で最大20km、守谷SA(同・守谷市)付近で最大15kmの渋滞がそれぞれ予想されていますが、その発生はいずれも15時から22時のあいだ(日立中央IC付近の渋滞は21時まで)。それぞれの渋滞長や渋滞時間も東北道と比べて短めで、時間次第で渋滞を回避しやすいといえます。

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国営ひたち海浜公園のネモフィラの花畑。GWに見頃を迎えるため、常磐道の渋滞要因となる(画像:TAKASHI OGASAWARA/123RF)。

 ただ、GWの常磐道では、このシーズンならでは渋滞も。茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園に起因する「ネモフィラ渋滞」と呼ばれるものです。

「この公園では、ネモフィラの花がちょうどGW期間に見頃を迎えるため、近年のSNSブーム(いわゆる『インスタ映え』スポットとして人気)や訪日外国人の増加も相まって、公園へのアクセス路線となる常磐道や北関東道で渋滞が激しくなります。昨年は暖冬の影響で見頃が早まったのですが、今年は例年通りGW期間に重なる見込みです」(外山さん)

 このため、今回のGWは北関東道と接続する常磐道の友部JCT付近で、下り線はおもに午前中、上り線は午後に渋滞が予想されています。なお、道路状況は刻々と変化するため、出発前には最新の情報を確認しましょう。

【了】

【路線図】東北道と常磐道、上り線渋滞ピーク日の予想

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コメント

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3件のコメント

  1. 国道6号と4号で比較すると更なる差がでるかも
    更には冬季に雪に見舞われる可能性は6号が断然低いし、高速道路が主役の時代でもバイパスが整備されてる地域は移動が楽ですね。

    • 国道6号は、現在は、居住制限区域を通るので余計に交通量が少なく、信号で止まることがないので、一般道でも速かった。
      解除されるまでの期間限定ではありますが。

  2. 常磐道は運転手のマナーがいいことも通過時間が早い理由だと思います。
    東北道は90km/hで追越車線を塞ぐドライバーや、なかなかキープレフトせず第2走行車線が混雑する様子がよく見られますが、常磐道には追いつかれたらすぐ譲る人が多くて道路のキャパシティを有効に使えていることが多いように思います。