東海道新幹線「A席vsE席」車窓対決 軍配はどっちに? 富士山・海だけじゃない見どころ

三島~新富士付近 富士山が美しいが千本松原と岳南電車も捨てがたい

 E席側は、富士山が最もよく見える区間です。三島駅からしばらく茶畑に囲まれた丘陵地帯を走ると、やがて愛鷹山の背後から富士山が全景を現します。富士山を背景とした新幹線の写真は、たいていこのあたりで撮影されたもの。上り列車なら、新富士駅の手前、蒲原トンネルを抜けて富士川橋りょうに差しかかると、富士山全景が目の前に広がります。おすすめは、気温が低く空気が澄む午前中です。

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三島~新富士間のA席側に見える岳南江尾駅。終着駅の車止めが車窓から見える(2017年4月、栗原 景撮影)。

 対するA席側も、負けてはいません。三島から新富士の手前まで新幹線は愛鷹連山の中腹を走るため、沼津市と富士市にまたがる平野と、海岸沿いに松の木が並ぶ千本松原を見晴らせます。晴れた日なら、その向こうに伊豆半島も見えるでしょう。E席側に富士山が見えてくるころ、A席側では岳南電車の岳南江尾駅を通過します。東海道新幹線から見える唯一の「終着駅」で、京王井の頭線で活躍していた電車が停車しているのが見えるかもしれません。

判定:E席側が優勢

【写真】新幹線から見えた「トトロ」

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コメント

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1件のコメント

  1. しょっぱなから海山逆だし、、、
    アップ前にチェックしないんですかねぇ。