東海道新幹線「A席vsE席」車窓対決 軍配はどっちに? 富士山・海だけじゃない見どころ

新富士~静岡~掛川間 1年に数回しか見られない世界一の船

 A席側に、レアな車窓風景がある区間です。それは、清水港を母港とする地球深部調査船「ちきゅう」。海底を深く掘り、地球の仕組みや生命の起源を解き明かす探査船で、船底からの高さが130mに及ぶ掘削塔(デリック)を装備していることが特徴です。

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静岡駅に近付くと、運が良ければ地球深部調査船「ちきゅう」のデリックが、ガントリークレーンとともに見えてくる(2016年9月、栗原 景撮影)。

「ちきゅう」は世界中を探査しており、清水港に戻るのは年数回。帰港していれば、新幹線からその巨大なデリックが見えます。「ちきゅう」の周囲にはタンカーへのコンテナの積み卸しを行う巨大なガントリークレーンが並び、壮観です。

 富士山がA席側に見えるのもこの区間。静岡~掛川間の、安倍川の西側で、唯一海側の車窓に富士山が見える区間として知られています。

 一方のE席側は、牧之原台地の茶畑や掛川城など、静岡らしい車窓が続きます。

判定:A席側が優勢

【写真】新幹線から見えた「トトロ」

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コメント

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1件のコメント

  1. しょっぱなから海山逆だし、、、
    アップ前にチェックしないんですかねぇ。