鶴川発の特急ロマンスカー「ゼルビア号」走る 終点は「J1」 小田急×FC町田ゼルビアで
J1へ 「特急ロマンスカー・ゼルビア号」が後押しになれば…
新宿駅では、FC町田ゼルビアの大友建寿(たけひさ)社長と岡田優希選手が、2020年シリーズに向けた抱負を語りました。
「ファンやサポーターと築き上げてきた実績が、今回の『ゼルビア号』の運転につながりました。この素晴らしいイベントが選手の後押しになり、J1への道が開ければよいと思います。2月23日に開幕戦がありますが、まずは勝利を届けたいと思いますので、ご声援をよろしくお願いします」(大友建寿社長)
「盛大なイベントをありがとうございます。小さいころ、ロマンスカーで箱根へ行ったことがありまして、そのような思い出のロマンスカーでイベントが開催できたことを嬉しく思います。できれば、ホームスタジアムのある鶴川駅に快速急行を止めていただき、僕らのプレーを見に来てほしいです」(岡田優希選手)
小田急電鉄は2019年9月18日から、地域コミュニティの形成と発展を目指して、「歩く」をテーマにしたスマートフォン向けスポーツエンターテインメントアプリ「ARUCLUB MACHIDA(アルクラブ マチダ)」をFC町田ゼルビアと協働し運用しています。アプリのユーザー同士で歩いた歩数を共有し、その合計が目標歩数に達するとイベントが開催されるというもので、「ウォークファンド」と称しています。
今回の「ゼルビア号」運行は、ユーザーの合計歩数1000万歩達成を記念して行われたもので、応募したユーザーから75組150人が抽選で招待されました。
小田急電鉄の下岡祥彦専務は「『ARUCLUB MACHIDA』に参加いただいた皆様の強い思いが、今回の『ゼルビア号』運行を実現しました。感激しております」と話しました。
また、町田市の高橋 豊(高ははしごだか)副市長は「『ARUCLUB MACHIDA』を通じ、歩いてスタジアムに行っていただくことで、クルマでは見られない町田のいいところを発見してほしい」と述べました。
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地元密着で面白い。鶴川は、上りだけ追越線があるのをうまく使った企画。
小田急沿線は、ゼルビアだけ?