首都圏通勤電車スピードランキング 北西部方面 西武線と中央線はどちらが速い?

列車が平均して移動する速さに「表定速度」があります。山手線に接続する路線のうち、「表定速度」が速いのはどの路線でしょうか。首都圏西部方面として、JR中央線や西武各線、都営大江戸線などについて調べました。

遠距離ユーザーのため、都心に近い駅を通過する種別の存在

 全体的に西武対JRの構図となった首都圏北西部エリア、どちらが速いのか、早速10km圏から見ていきましょう。

 1位は西武新宿線で54.0km/h、2位は西武池袋線で42.4km/hと、西武2路線がJR線に勝利する結果となりました。対する中央線は41.2km/hと3位につけています。全体的に見ると、西武新宿線が頭ひとつ飛び抜けています。4位以下は、停車駅の多い路線が並ぶ形となりました。

Large 20200530 01
首都圏西部方面10km圏のスピードランキング(河嶌太郎作成)。

 20km圏ではどうでしょうか。10km圏では西武線に後塵を拝していた中央線が48.7km/hとトップに躍り出ています。理由は、区間が延びたことで「通勤特快」が入ったためです。この「通勤特快」は、国分寺駅を発車すると、新宿駅までの21.1kmをノンストップで走ります。

Large 20200530 02
首都圏西部方面20km圏のスピードランキング(河嶌太郎作成)。

 2位は西武池袋線の46.9km/h、3位は西武新宿線の42.6km/hと続きます。西武新宿線は、都心から見て田無駅(西東京市)から先は急行でも各駅に停車するため、順位を落としたと考えられます。

 続いて30km圏を見ていきましょう。1位は西武池袋線が50.4km/hで、2位の中央線(49.5km/h)を僅差で抜き返しています。3位は西武新宿線の43.6km/hと続いています。30km圏からは、西武新宿線から分岐する形で西武拝島線が延びていますが、39.4km/hと最下位の5位になっています。

Large 20200530 03
首都圏西部方面30km圏のスピードランキング(河嶌太郎作成)。

 ここまで西武線とJRが抜いたり抜き返したりの展開ですが、40km圏ではどうなるでしょうか。1位は中央線が52.4km/hで返り咲いています。2位は西武池袋線の51.4km/hで、大きな差のない結果となりました。40km圏ではこの2路線だけ表定時速が50kmを越えており、2トップの形になっています。

Large 20200530 04
首都圏西部方面40km圏のスピードランキング(河嶌太郎作成)。

 3位は西武新宿線の42.11km/h、4位は小数点以下の差で、西武池袋線直通の有楽町線・副都心線の42.10km/h。5位は西武拝島線で、40.3km/hと続く結果になりました。

【地図】ランキング対象とした首都圏西部の路線

最新記事

コメント

4件のコメント

  1. 西武池袋線の所要時間がぜんぜん違う。

    石神井公園→池袋は急行で10分

    ひばりが丘→池袋は急行で15分

    小手指→池袋は急行で31分

    飯能→池袋は急行で49分

    • ラッシュ時の評定平均で比較していると明記されているのだから、日中の所要時間を挙げてこの記事は間違っている指摘するのはお門違い

    • yaku様

      失礼いたしました。ご指摘いただきありがとうございます。

      こちらの誤認でした。

  2. そもそも併走区間でもないのに距離圏だけで比較するのが間違い

記事ランキング

  1. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  2. 海自の潜水艦が発射した魚雷が「揚陸艦へ突進」 雷跡を上空から捉えた珍しい写真が公開される
  3. 片山さつき大臣「実態調査はじめます」 街のクルマ屋の「保険代理店打ち切り」問題に新局面 ビッグモーター事件の余波に再び切り込む!
  4. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  5. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開