安藤昌季(乗りものライター)の記事一覧
Writer: 安藤昌季(乗りものライター)
ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。
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バブル期の伝説!「オリエント急行」が日本に来るまで 世界最長距離列車のギネス記録なお
1883年に運行を開始した欧州の「オリエント急行」は、豪華列車で最も歴史と格式があるといえるでしょう。そしてなんと、この「オリエント急行」は日本を走ったことがあるのです。線路もつながっていないのに、どう実現したのでしょうか。
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超貴重「明治時代のグリーン車」を見てきた サイズはまるでマッチ箱 座席配置にナルホド
100年以上前に製造された、現在のグリーン車に相当する客車に立ち入ったことはあるでしょうか。高知県内で保存されているロ481号は、御料車を除くと唯一といえる優等客車の保存例です。どんな客車でしょうか。
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100年前の高速電車がいくつも現役!? どれだけ速かった? ことでんのレトロ電車たち
「ことでん」こと高松琴平電気鉄道には、経済産業省が「近代化産業遺産」に認定した3両のレトロ電車が在籍しています。すでに1世紀近く前の製造ながら、一部は作業用車両として現役。その歴史を振り返ります。
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ヨコスカの「ミッドウェー」退役から30年 日本に初めて配備された米ご長寿空母の生涯
アメリカが世界で唯一、自国外に空母を配置し続けている日本。その端緒となったのが今から50年ほど前に初めて配備された空母「ミッドウェー」でした。第2次大戦終結の年に生まれ、冷戦後に退役したご長寿艦について振り返ります。
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「蒲蒲線」つくっても不利? 競合になる「JR羽田空港線」 所要時間と運賃を比較してみた
蒲田~京急蒲田間に新空港線(蒲蒲線)が建設される見込みです。このライバルとなりそうなのが、JR羽田空港線(羽田アクセス線)の西山手ルート。どちらが便利か、所要時間と運賃を推察し、比較してみます。
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「真珠湾で日本がハワイ占領していたら…」が絶対にムリだったワケ 旧海軍も頭を抱えた力の差
太平洋戦争に関する論調で、日本がハワイを攻略できれば戦争が有利になったという意見があります。ほかにも開戦当初の真珠湾攻撃でハワイを占領すべきだったというものも。本当にそんなことが可能なのか考えてみます。
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これ船だ! 土佐くろしお鉄道「側面オープンデッキ」車のビックリ車内レイアウト
眺望が売りの列車は全国にあります。前面展望が楽しめる「ロマンスカー」、側窓を設けずに自然の風を受けられるトロッコ列車などです。でも、客船のようなオープンデッキ車両は土佐くろしお鉄道だけ。どんな車両でしょうか。
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70年願い続けた「空母」ついに海自へ 創設直後からの保有計画 なぜ挫折続きだったか
海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」「かが」が戦闘機の運用能力を手に入れる寸前に至っています。ただ、海上自衛隊は空母の保有を発足直後から望んでいたとのこと。どのような経緯だったのか、その四半世紀を振り返ります。
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艦橋は城郭のよう 日本最後の“重”巡洋艦「高雄型」は世界最強の条約型巡洋艦か?
1932年に就役した高雄型は、日本最後の重巡洋艦です。本型の後に造られたのは全て軽巡洋艦でした。ただ、旧日本海軍は本型を極めて重視していたようで、節々にその運用思想を感じ取れます。どのような巡洋艦だったのか見てみます。
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伊予鉄「坊っちゃん列車」が走るまで 路面電車の線路に汽車再現どうやった? 転車台もなし
夏目漱石の小説『坊っちゃん』に登場する「マッチ箱のような汽車」。これを再現したのが伊予鉄道の「坊っちゃん列車」です。数あるレトロ風な鉄道車両の中でも、再現度はかなり高めです。