コロナ禍で世界中が「鎖国」のいま 国際線に搭乗してみた

水曜日の第2ターミナルからは1日たった13便しか飛ばなかった

 香港への出発まで3週間ほどになった10月26日(月)、JALから出発を10時10分、到着を14時半に変更するというメールが来ました。それどころか、携帯電話に直接電話までかけてくれました。ただ、筆者は仕事中で出られなかったので、留守電に「フライトについての電話です。改めて電話し直します」というメッセージが入っていました。私から掛け直すと「スケジュールの変更があります」ということで、変更内容の詳細を説明してくれました。

 成田空港に向かうとき、京成電鉄を使ったのですが、下りの成田方面に向かう列車は結構、混んでいました。まさかの通勤ラッシュで、途中からは結構3密状態になりました。彼らは多くが成田空港で働く人たち。飛行機はほとんど飛ばなくても、どれだけ多くの人が成田空港で働いているか、というのを教えられました。

 成田空港第2ターミナルの出発ロビーに着きます。言うまでもなく閑散としていましたが、実際、時刻表を見ると、第2ターミナルから出発する便は1日で全15便。うち2便は第1ターミナルからに変更になっていたので、13便です。

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この日の成田空港第2ターミナルの出発予定(2020年11月18日、武田信晃撮影)。

 行き先は、香港のほか、大連、デリー、シンガポール、ニューヨーク、フランクフルト、ドバイなど。スケジュールが表示されているディスプレイは4つありますが、2つで十分というのが、今の状況を表していました。それでも、筆者が前回に搭乗したときは1日4便だったので、だいぶ世界とつながり出したことを実感しました。

【写真】今回の香港行きJAL便で提供された「1種類のみ」の機内食

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コメント

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5件のコメント

  1. 1日1往復が確保されているなら、可能かは知りませんが各キャリアがお互いにコードシェアすれば見かけ上はあたかも各社が毎日飛ばしているような形になりますね。

  2. これ、事実関係に間違いが多すぎます。

    今現在、国際線が飛んでる空港は成田、羽田、関西、中部、福岡です。そして、中国(香港マカオ含む)韓国からの発着便が成田、関西に限定されていましたが、その条件も解除されて、今は中部、福岡にも韓国からの便が発着しています。

    そして、感染流行地域でないとされている国から入国した場合には、PCR検査は必須ではありません。例えば韓国からの入国の場合、PCR検査を受ける必要はありません。

    • この方、予約時点から普通じゃなかったと書いています。今であればコメ主さんの通りでしょうが、この方が飛行機を予約したであろう数カ月前は、まだ規制は今ほど緩和されていなかったと思います。そこを読み手は汲んであげてもがいいのかなという気もします。

  3. 中部→羽田の間違いでは?

  4. ジャーナリスト(?)武田信晃様

    私はパリ在住で、つい最近日本に帰国して、今ヨーロッパに戻ってきたところなのですが、貴方のブログに訂正すべき個所が多いようです。

    xいつでも国際線に乗ることができる立場にある数少ないジャーナリストのようです。
    →いつでも国際線に乗ることができる、多くのジャーナリストのうちの一人
    xコロナ禍で世界中が「鎖国」のいま →国際線利用者が再び増え始めた今(タイトルが今更感あります)
    x乗客は全員、日本入国時にPCR検査を受ける義務があるため、
    →抗原検査を受ける義務があるため、
    x検査結果待ちに要する時間を考えると当然、成田に向かう便に乗れる保証がありません。
    →海外からの入国者は国際線に乗せてもらえません。よって検査結果を待つ云々ではなく、強制的に関空近くで2週間隔離となります。