「GoTo停止」痛手… 年末年始の国内線予約数 JALは半減 ANAも4割以上減

コロナ禍で迎える初めての正月、券の売れ行きも異例です。

 JAL(日本航空)とANA(全日空)が2020年度年末年始期間(2020年12月25日から2021年1月3日まで)の航空券予約状況を、2020年12月18日(金)に発表しました。新型コロナウイルス感染拡大の影響から、今年度は大きな落ち込みが見られます。

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JALとANA機(2019年、乗りものニュース編集部撮影)。

 JALグループの国内線予約率は40.9%で、前年の74.9%を大きく下回る状況。予約数は前年比約48%となる51万1965人です。国際線の予約率は22.3%(前年85.7%)で、予約数は前年比約6%の1万6051人。JALによると「国内線は、Go Toトラベル事業の一時停止に伴い、予約数が落ち込んでおります」とのことです。

 ANAグループの国内線予約率は46.7%で、前年の73.9%をこちらも下回っています。予約数は、前年比約57%となる80万1113人。国際線の予約率は19.3%(前年79.4%)で、予約数は前年比約4.9%の1万4947人でした。ANAは「国内線は、新型コロナウイルス感染症の再拡大ならびに、Go Toトラベルの全国一斉停止の発表を受け、全方面で予約が減少している」としています。

【了】

【表】コロナ禍の年末年始 JAL&ANA国内線路線別の予約状況

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1件のコメント

  1. 旅行需要が減退しているからといって一時の弥縫策で底上げしても、そのGoToが終わったらどうなることやら?