度胸試し? 高速「勇気いる合流」首都圏5選 短い/見づらい/車線が消える?
神奈川のドッキリスポット? 不思議な合流が
神奈川も特徴的な合流が多くあります。
「狩場JCT」首都高K3狩場線(下り)・横浜横須賀道路(上り)合流部
首都高狩場線を保土ヶ谷バイパス方面へ向かうと、狩場JCTで横浜横須賀道路と合流します。このとき、首都高2車線に対し、左側から横浜横須賀道路が2車線で合流するのですが、「2+2=4車線」とはならず、合流後は3車線になります。
この合流部では、首都高の左側車線がだんだんと先細りになっていき、ついには消失してしまいます。そこを走っていたクルマは、自然と3車線のうち真ん中の車線へ移ることに。消失する車線と左側の車線とのあいだには十分な余裕はあるものの、左か右の車線に移る決断が求められる箇所です。
小田原厚木道路「二宮IC」
1969(昭和44)年に開通した小田原厚木道路は、その規格が古いことから、これまでICの合流部など改良が重ねられてきましたが、そのなかで極端に短い合流車線が残っているのが二宮ICです。一般道から本線への合流部が、上下線とも30mほどしかありません。
この合流部があるのは、どちらも崖の下で、そのすぐ上まで住宅が建て込んでいます。合流車線の延伸などの改良は一筋縄ではいかなそうです。
西湘バイパスの名無し出入口(大磯港IC付近)
海沿いをいく西湘バイパスは、西湘二宮ICを境に東側が無料、西側が有料区間となっている自動車専用道です。この無料区間の大磯港IC付近に、ちょっと不思議な出入口があります。
出入口は上り線のみに接続しており、北に並行する国道1号へ通じています。この出口は減速車線が設けられているのですが、問題は入口。加速車線がなく、ほぼ直角に本線へ合流するのです。手前の停止線で一時停止したのち、ゆっくり進み、本線の流れが途切れたところを見計らって一気に合流しなければなりません。
【了】
コメント