「青春18きっぷ+グリーン車」はコスパ最強? 首都圏グリーン車のウラ技利用術

首都圏の普通列車に連結されているグリーン車には、独自の利用ルールがあります。人気アイテム「青春18きっぷ」でも、グリーン券を別途購入すれば利用できます。

グリーン車「=自由席」はメリットかデメリットか

 東海道線や横須賀線など首都圏のJR普通・快速列車に連結されている「グリーン車」は、乗車券に加えてグリーン券を追加で購入した人が利用できる特別車両です。リクライニング機能つきの座席や折り畳み式のテーブルがあり、食事をしたりパソコンで作業をしたりしながら快適に移動できます。

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グリーン車(画像:ぱくたそ)。

 このJR東日本のグリーン車、実は「青春18きっぷ」のような普通列車乗り放題のフリーきっぷでも、グリーン券を別途購入すれば利用できます。18きっぷユーザーは長時間乗車が多いので、グリーン車ならちょっと優雅な列車旅を演出してくれます。

 とはいえ、グリーン車の座席は自由席です。ゆえに、満席で座れないこともあり、とくに朝夕の通勤ラッシュ時は混雑します。なお、座れないので普通車へ移動する場合、グリーンアテンダントにその旨を伝えれば、無手数料での払い戻しの案内をしてくれます。

 着席保証がないのはデメリットかもしれませんが、一方で乗車する列車の縛りがなく、来た列車にそのまま乗れるので、気軽に利用できます。首都圏の通勤列車なので、1~2時間に1本しかない特急列車などとは違いすぐにやって来るし、乗車後の座席移動も自由なので、18きっぷでの気ままな旅との相性は抜群ではないでしょうか。

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