MSJ開発中止でANAの機材構成どうなる? 社長の答えは… 30年度までに787も大増備

2030年度までにコロナ前以上に保有機材が増える見通し。

現状267機

 航空会社のANA(全日空)、ピーチなどを傘下にもつANAホールディングスが2023年2月15日、2023年度から2025年までの中期経営戦略を発表しました。ここでは今後、保有する旅客機の数を増やす方針が盛り込まれているほか、旅客機の機種構成も、これまでと変わる見通しです。

Large 20230215 01
ANAホールディングスの芝田浩二社長(乗りものニュース編集部撮影)。

 現在ANAホールディングスでは、新型コロナウイルス感染拡大による需要減退をうけ、一時的に事業規模の縮小を測ったことから、保有する旅客機の数は、267機まで減らされています。同社では今後、旅客機の数を2025年度にはほぼコロナ前水準とし、2030年度までにコロナ前以上へ増やすとしています。

 とくに大きく増えるのが、ANAの主力中型機のひとつであるボーイング787。2030年度には、787の保有数は100機以上へ増加する予定。この787の増備をはじめ、現状よりは、中・小型機の比率が高くなる見通しです。

 その一方で、2023年2月、ANAグループが初期発注者(ローンチカスタマー)である「三菱スペースジェット(MSJ)」の開発中止が発表されました。この影響はどのようなものでしょうか。ANAホールディングスの芝田浩二社長は次のように話します。

「これまでのMSJの度重なる開発遅延のなか、ANAグループでは、他の機材でカバーをする体制を整えていました。2025年度までは、現在の機材構成でカバーする予定です。しかし同時に、MSJの代わりとなる、次の機材を考える時期に来ていると思います」

 またこのほかANAホールディングスでは、ボーイング777-9や737-8などの新型機の導入を順次進めることで、競争力の強化などを図ります。

【了】

【写真】幻となった「ANA仕様のMSJ」イメージ

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  2. 「断固たる措置を講じる」首都高公式ブチギレ! 「公平性を著しく損なう」非常識ドライバーに“鉄槌”…一体何が?
  3. 「知らなかった!」SNSで話題に 高速道路の“2つ並んだ赤い三角コーン”、実は超重要な「ある合図」だった! NEXCO公式が投稿
  4. 神奈川県警の“バイクは自転車レーン走るな”投稿にツッコミ殺到! 「自転車にも車にもバイクにも迷惑です」…何が問題に?
  5. 史上最大の軍艦より135mもデカい!? 旧海軍「大和」を凌ぐ『エースコンバット8』の新ボス「陸上戦艦」の衝撃スペックとは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号