アメリカが作る離島防衛の専門チーム「第12海兵沿岸連隊」沖縄に11/15誕生!

すでにハワイには第3海兵沿岸連隊が編成済みです。

部隊規模を小さくして即応性と機動性も向上

 アメリカ海兵隊の代表的部隊である在日米第3海兵遠征軍は2023年10月17日、沖縄県に駐留する第12海兵連隊を改編し、新たに第12海兵沿岸連隊として発足させると発表しました。

 

 海兵沿岸連隊とは、離島での戦闘を意識して、新たに編成されるようになったアメリカ海兵隊の戦闘部隊で、インド太平洋エリアの島嶼部における戦いを念頭に置いている編成単位といえます。

 

 特徴は、さまざまな特性を持つ小部隊からなる、いわゆる諸兵科混成と呼ばれる性格の「連合チーム」であるという点です。具体的には、歩兵部隊と対艦ミサイル部隊、防空部隊などからなり、このほかに一定期間、味方の増援がなくても戦い続けられるよう、物資補給や戦場での車両整備といった後方支援を担う戦闘兵站部隊なども指揮下に設けています。

Large 20231020 01
富士学校開設記念行事で行進するアメリカ海兵隊のLAV-25装輪戦闘車(乗りものニュース編集部撮影)。

 また、一般的な海兵連隊が約3000名強の人員規模なのに対して、沿岸連隊は、約2000人弱という一回り以上コンパクトな編成になっているのも特徴です。これは部隊規模を小さくすることで、即応性と機動性を高めようという目的から採られた措置です。

 このたびの改編は、今年(2023年)1月にアメリカの首都ワシントンD.C.で開催された日米安全保障協議員会、いわゆる「日米2プラス2」において創設が計画されたものです。ただ、この時は2025年までに新編するとの発表でした。

 在日米第3海兵遠征軍では、この改編について、現代の国際的な安全保障環境の課題に効果的に対応できる部隊を設計するという海兵隊のコミットメントの次章を示すものであり、海兵隊の世界的な任務における連隊の役割を証明するものでもあると明言しています。

【了】

【これが切り札兵器です!】地対艦ミサイル搭載の無人車両「ネメシス」(写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  2. 都市に迫るロシア軍の「弾道ミサイル」が“空中で木っ端みじん”になる瞬間をウクライナ軍が公開 追尾から撃墜まで詳細に
  3. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  4. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  5. バス運転士「辞めないで」 東京都が“給与の手当”を10年間補助! 独自の定着支援で「路線廃止」を防ぐ
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開