ドイツ「戦後最大の艦艇」の建造を開始へ その驚愕の大きさとは 「これでフリゲート呼び!?」

ドイツで最大の艦艇に。

フリゲートの大きさじゃない!

 造船会社のダーメン・グループは2023年12月5日、ドイツ海軍向けの多目的フリゲート であるF126の建造を正式に開始したと発表しました。

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現在ドイツ海軍で就役しているブランデンブルク級フリゲート。最大排水量はF126の半分程度(画像:ドイツ連邦軍)。

 ダーメンでは、この日、ドイツのヴォルガストにあるピーネ造船所で行われた式典で、同艦の鋼材の切断を行い、建造をスタートさせました。

 F126フリゲートの建造契約は、2020年6月に、請け負っているオランダの造船所ダーメン・ナヴァルと、下請け業者のブローム・ウント・フォスおよびタレスとの間に締結されました。

 同艦はフリゲートとは呼称しているものの、かなり大型の艦艇となります。全長は約166m、排水量は最大1万1000トンになるとされており、この数字は、アメリカ海軍のイージス艦であるアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦よりも若干大きくなります。

 同艦の建造は東西分裂時代も含め、戦後のドイツ海軍史上最大の建艦プロジェクトであり、物理的な大きさも、戦後史上ドイツで最大の大きさになる予定です。

 なお、ドイツ政府は同クラスのフリゲートを合計で4隻建造する方針です。

【了】

【なるほど、大は小を兼ねる!】これが、ドイツ最大の艦艇になる予定のフリゲートです(写真)

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