ここ「貨物駅」だったよな… スゴイ変貌ぶり!「西日本最大のターミナル」駅前に“圧倒的な緑の空間”いよいよオープン

だだっ広い芝の空間は「1万人」収容

「うめきた公園」は、約1500本の木が植えられた広大な緑地です。西日本最大のターミナルである大阪駅前に、緑溢れる空間が広がり、まるでビル群の中に突如出現したオアシスのようです。大阪は人口1人あたりの公園都市面積が全国最下位という課題がありますが、その解消にも貢献しそうです。
 
 公園内にある「サウスパーク」は天然芝の広場で、大屋根を備えた1万人規模のイベントスペースとなっており、ライブなども開催可能。この大屋根は、西武鉄道の特急車両「ラビュー」やJR常磐線・日立駅のデザインなどを手がけた妹島和世氏と、西沢立衛氏の建築家ユニット「SANAA」による設計だそうです。
 
 中核機能施設「JAM BASE」は、企業のほか大学やスタートアップ、研究機関などが入居するイノベーション活動の拠点となります。
 
 3日に開かれた記念式典には、吉村洋文大阪府知事や横山英幸大阪市長、三菱地所の中島 篤社長、JR西日本の長谷川一明社長など、関係者が参列しました。

 吉村知事は「10年前に貨物ヤードだった場所が梅田の顔になる。100年、200年と愛される街づくりをしていきたい」と挨拶。JR西日本の長谷川社長は「梅田エリアが更に拡大し、なにわ筋線も開業することで、国際競争拠点としての地位が一層高まる。多くの利用者を迎える玄関口としての機能を発揮し、関西の発展に寄与していきたい」と力を込めました。

【了】

【画像】ついに完成!これが大激変した大阪駅前「うめきた」跡地です

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