もはや「新車超え」!? リニューアルしたJR四国8000系グリーン車 ホントに32年前の車両? 窓も大きく感じる工夫

2023年から行われているJR四国の8000系特急形電車のリニューアル。グリーン車はやや遅れて2024年からリニューアルに着手していますが、工事が完了した編成に8月、さっそく乗車してみました。

乗るなら「この席がオススメ」

 8000系リニューアル車は、JR四国のグリーン座席の定番となったレッグレストとフットレストの両方装備も評価できます。ただし、壁面に向いた座席にはフットレストが備わりませんので、やや快適性で劣ります。松山行きでは1番の列、岡山行きでは6番の列が該当しますのでご注意を。

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グリーン車の座席(安藤昌季撮影)。

 せっかく2列1窓の広窓車ですし、松山行きでは2・4・6番、岡山行きでは1・3・5番の座席をオススメします。ただし、松山行きの1番AB席は前面展望が楽しめます。1番C席ではやや見にくいです。

 カーテンは横引きカーテンからロールカーテンへ換装されました。窓間にカーテンレールが設置されたことで、眺望性はやや落ちています。個人的には横引きカーテンの方が高級感を覚えますが、上から日差しが降ってくる場合はロールカーテンの方が景色は見やすいので、好みの問題でしょうか。

 筆者は多度津から岡山まで乗車しましたが、座席の快適性向上に加え、かさ上げされた床の効果もあって、瀬戸大橋の景色が眺めやすく、成功したリニューアルと感じました。利便性の面でも、コンセントの設置により、最新鋭車両と遜色なく感じます。

 また、個人的な好みではありますが、空気ばねによって車体傾斜をする8600系より、振り子で車体傾斜をする8000系の方が、乗り心地が自然で快適と感じます。

 結論として、JR九州787系「デラックスグリーン席」や、JR東日本E261系「プレミアムグリーン車」など、より上級のグリーン席に迫る「在来線特急形電車として、最高のグリーン席のひとつ」と個人的には思います。「やくも」へ投入された最新の特急形電車であるJR西日本の273系グリーン車と比較しても、乗り心地で273系、座席と眺望性で8000系リニューアル車、インテリアは互角と感じ、甲乙つけがたく思います。

 8000系と273系は、岡山で乗り継ぐことも可能ですから、在来線最高峰のグリーン車を乗り比べてみても面白そうです。

【写真】新車並み! これがリニューアルされたグリーン車です

Writer:

ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。

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コメント

1件のコメント

  1. JR四国、次世代振り子式特急電車を4000系を近い将来、導入をする見込みだと思います。

    電車の編成は次のとおりです。

    Thsc4100ーT4200ーMc4000の3両固定7本

    Tc4150ーMc4050の2両固定15本を導入して8000系を置き換える計画を進めるうえ

    導入予定は2028年度以降の導入に期待する事を願っております。

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