福岡県警に「ドクターイエロー」好きがいる!? 海を越えた厳戒態勢まで「まだ引退じゃないです」の意味とは

撮り鉄だけでなく家族連れへの警戒・啓発も

ドクターイエロー、まだ見られます

 福岡警察が2025年1月23日に公式Xで公開した内容に注目が集まっています。

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エヴァンゲリオン新幹線(手前)とドクターイエロー(画像:写真AC)。

 それは、「ドクターイエロー」こと923形新幹線電気軌道総合試験車の画像です。ドクターイエローは走行しながら、電気設備や軌道設備などの検測を行います。東京~博多間およそ1175kmを10日に1回ほどの割合で走行していますが、運行ダイヤは非公開。保有数もJR東海とJR西日本それぞれ1編成ずつ、計2編成しかないため、めったに見られない希少な車両ゆえに、ちまたでは「見ると幸せになれる」とまでいわれます

 そのような車両が、なぜ福岡県警のSNSで取り上げられたのかというと、それは新幹線駅の安全を呼びかけるためでした。

 沖縄県を除く46都道府県の警察には、鉄道施設における各種犯罪の予防および検挙、事故の防止、その他鉄道に係る公共の安全と秩序の維持に当たることを任務に、鉄道警察隊が組織されています。

 このたび福岡県警の公式SNSが取り上げたのは、同県警の鉄道警察隊で、JR東海所属のドクターイエローが2025年1月末をもって引退するのに伴い、山陽新幹線エリアを走る際に事故や犯罪が起きないよう、県内外の新幹線駅で警戒に就いたというものでした。

 確かに、東京駅などではJR東海所属のいわゆる「T4編成」と呼ばれるドクターイエローを撮影しようと、ホームに人が押しかけていることがニュースになっています。今回の福岡県警察の投稿も、「見学の際は子どもの手を離さず、ホームの線から出ないようにお願いします」という注意喚起を含んだものでした。

 しかし、SNSでは別のところに注目した人も多かったようで、「写真上手いっすねw」「福岡県警鉄道警察隊の写真がとても良い」「警察の中にも鉄道好きがいるのか」などと、公開されたドクターイエローの写真に対する評価の声や、「福岡県警は新山口駅も管轄だったのか」という、県境を越えて対応にあたる鉄道警察隊の特性に着目したコメントなどを見ることができました。

 なお、引退目前ということで注目を集めているドクターイエローですが、2025年で運用を離脱するのは前述したようにJR東海所属のT4編成のみで、JR西日本所属のT5編成が引退するのは2027年以降とされています。

 今回の福岡県警の投稿でも「同型のJR西日本車は今後約2年、活躍の予定です」としっかり明記されていました。

【警察官が撮影?】 これが称賛されたドクターイエロー写真です

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