スズキのバイクの原点になったのが「コレだ!」←名前の由来マジでソレな伝説
日本のバイクメーカーの中でも斬新な名称を採用することで知られるスズキ。その草分けとなり、いわゆる「鈴菌」発生の源流ともいえるのが、1954年から続いた「コレダ」シリーズです。
スズキが初めて完成させた「4サイクル」のコレダCOとCOX
日本のバイクメーカー4社の中でも、特に日本語などの斬新な名称を採用するのがスズキです。その独特の開発方針と合わせて、独特のモデル名のバイクが多いことも「鈴菌」に感染するとなかなか治らない愛好者が多い理由でもあります。その草分けとなったのは、1954年から1965年まで続いた「コレダ」シリーズです。
「コレダ」の語源は、「スズキのオートバイはコレだ」「すごいオートバイはコレだ」というド直球なもの。その草分けとなったのは1954年、スズキ初のバイク・コレダCOでした。
それまでのスズキは自転車用補助エンジンの開発を行っていましたが、バイク開発製造の出発点は、このコレダCOの90cc4サイクルOHV単気筒エンジンでした。このエンジンを基本に、点火時期を自動で変える自動進角装置付きフライホイールマグネットを初装備。また、日本初のスピードメーター搭載モデルでもありました。
翌1955年には道路交通法改正に伴って免許制度が変更され、原付二種は125ccが主流になったことを受け、コレダCOをボアアップした125モデル、コレダCOXをリリースします。
初のバイク発売の翌年に登場した「2サイクル」のコレダシリーズ
同年には同じ「コレダ」を冠したスズキ初の2サイクルエンジンを搭載した125ccモデル、コレダST1も発売。
4サイクルエンジンよりも2サイクルエンジンのほうが、構造がシンプルで生産コストを抑えられる利点があります。しかし一方で、エンジン音は大きめで4サイクルエンジンに比べれば耐久性にも劣ります。この2サイクルエンジンのデメリットの部分を、スズキは徹底して対策を練り、「クラッチ音を防止するギアを考案する」「耐久性を高めるためにクランク軸を4個のベアリングで支える」などの改良を提案、慎重に慎重を重ねて開発を行いました。
スズキによる2サイクルエンジンは、コレダST3(1957年)、コレダST5(1958年)、コレダST6A(1959年)、コレダ125SH(1961年)、コレダ125SL(1962年)とモデルを重ねるごとにブラッシュアップされ、原付二種の実用モデルシリーズとして広く支持を集めました。





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