もうすぐ開通しそう? 千葉-茨城むすぶ「東関東道“水戸線”」の恐るべきポテンシャルとは 北関東から「成田めっちゃ近くなる」

関東で建設中の高速道路のうち、開通見込みが具体的に立っている路線の一つが、「東関東道 水戸線」です。現在の状況はどうでしょうか。開通すると、いろいろなところから「千葉」が近くなりそうです。

2026年度は千葉・茨城で「開通祭り!」

 関東で建設が進んでいる新たな高速道路のうち、開通の見込みが立っているのは「圏央道」千葉の未開通部(大栄JCT-松尾横芝IC)、そしてここ「東関東道 水戸線」潮来IC-鉾田IC間の2つです。ともに2026年度の全通が予定されています。

Large 20250412 01

拡大画像

鉾田ICの手前から分岐する東関東道の建設中区間(乗りものニュース編集部撮影)。

 なお、圏央道のうち、成田空港の新たなアクセス路にもなる大栄JCT-多古IC間9kmは「1年程度前倒しでの開通を目指す」とされており、東関東道の鉾田IC-北浦IC間(2026年度半ば)より半年ほど先行する可能性があります。

 いずれにせよ、同年度内には水戸近郊から成田空港への「新ルート」が拓ける見込みです。

「成田、近っ!」

 潮来ICから千葉方面への東関東道は、大栄JCTまでのあいだも末端部ながら4車線が確保されており、混雑することはほぼありません(潮来IC以北は暫定2車線で整備)。

 もし、未開通部が全線開通すると、水戸から「成田空港がすごく近くなる」と直感しました。このことは、北関東道でつながる栃木県にも当てはまります。

 たとえば、宇都宮から成田空港(大栄JCT)までは、北関東道(宇都宮上三川IC)-東関東道経由で約127kmとなります。

 実は、東北道(鹿沼IC)-圏央道(大栄JCT)の既存ルートと比べると、おおよそ33kmほど短縮されます。既存ルートは栃木市を通ってやや迂回する線形や、圏央道の東北道-常磐道区間の距離が長いことがネックになっています。

 そうなると、北関東道→東関東道という「茨城空港へ行くルート」の先に、成田空港が視野に入ってきます。北関東3県を東西に結ぶ北関東道の開通は、北関東の都市から茨城空港のアクセス性を飛躍的に向上させましたが、これとつながる東関東道の水戸線は、北関東道を「圏央道のさらに外側の環状道路」へと変える役割があるといえます。

 ちなみに、東関東道に対する「西関東道」となるのが、関越道の花園IC(埼玉県深谷市)と山梨県甲府を結ぶべく整備中の国道140号「西関東連絡道路」です。これも北関東道と組み合わさることで、「圏央道の外側の環状道路」を形成するものといえます。

【見てきた!】「東関東道 水戸線」の建設状況(地図/写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス