将来は「日本最長の地下鉄」に!延伸計画いよいよ本格化へ ブルーライン今後どうなる
やや計画に遅れが見られる横浜市営地下鉄「ブルーライン」の延伸計画。ようやく深度化しそうです。
「ブルーライン」延伸計画が深度化へ
横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸に向けた動きが深度化しそうです。横浜市は2025年4月、延伸区間(あざみ野~新百合ヶ丘間)の設計業務や土質調査、環境影響評価(環境アセス)の委託業務を今年度に発注する方針を明らかにしました。

ブルーラインは、横浜市を南北に貫く地下鉄で、路線延長は40.4kmに及びます。現時点では、都営地下鉄大江戸線の40.7kmに次ぐ長距離の地下鉄路線となっています。1日あたりの乗車人員は51万2100人です。
延伸区間は、あざみ野駅(横浜市青葉区)から、小田急線の新百合ヶ丘駅南口付近(川崎市麻生区)までの約6.5km。嶮山付近(横浜市青葉区)、すすき野付近(同)、ヨネッティー王禅寺付近(川崎市麻生区)に新駅が設けられる予定です。
延伸により、車両数が増えることから、新羽(にっぱ)車両基地の増設も検討されています。
完成すればブルーラインは都営大江戸線を抜き、日本一長い地下鉄になります。また、新百合ヶ丘~あざみ野間はバスなどを使って約30分かかるところが約10分に、新百合ヶ丘~新横浜間は約35分から約27分にそれぞれ短縮。川崎市北部や多摩地域などから東海道新幹線が接続する新横浜駅へのアクセスも向上する見込みです。
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