地下60mの外環道「関越-東名」どこまで進んだ? 「陥没で停止中の本線」へ向かって「もう2本のトンネル」掘進へ

NEXCO東日本は2025年8月24日と25日、建設中の外環道「関越-東名」区間における「中央JCT南側ランプシールドトンネル工事」の進捗などに関するオープンハウスを東京都三鷹市で開催しました。

陥没事故から5年、その現場の方へランプトンネル先行へ

NEXCO東日本とNEXCO中日本、国土交通省は2025年8月24日と25日、建設中の外環道「関越-東名」区間における「中央JCT南側ランプシールドトンネル工事」の進捗などに関するオープンハウスを東京都三鷹市で開催しました。調布市内で発生したシールドトンネル工事中の陥没事故から間もなく5年、いま工事はどうなっているのでしょうか(IC・JCT名は全て仮称)。

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外環道本線トンネルの様子。東名JCT地中拡幅部付近(2025年1月、乗りものニュース編集部撮影)。

 関越-東名区間はほぼ全線が、地下60mの“大深度地下”を貫くトンネルです。本線となる2本のトンネルをシールドマシンで掘進する工事は東名側、関越側から進めていたところ、東名側から北上する2機のうち1機が4.4km掘り進んだ2020年10月に“陥没事故”が発生。それ以来、2機とも掘進を停止し、陥没現場付近の地盤補修工事が行われています。

 しかし、停止している東名側からの本線シールド2機を除く工事は進められています。関越側からのシールド2機は、それぞれ約4.2km、約4.3km堀進し、7月末時点で青梅街道IC付近に到達しています。南北からの本線シールドは武蔵野市の井の頭通り付近で出会う予定となっており、関越側からの2機はすでに半分以上を掘進しています。

 このほか、地上と本線をつなぐランプトンネルを建設するシールドマシンも、9機のうち4機が堀進を完了。うち東名JCTのAランプは、本線トンネルとランプを接続させる「地中拡幅」工事に移っています。

 今回は、中央JCTの南側で本線に接続するBランプトンネル(約1080m、中央道上り→外環道南行き)、Fランプトンネル(約720m、外環道北行き→中央道下り)が、9月中旬以降、事業用地内を越える範囲へ掘進していくことから、住民向けに安全対策などが説明されました。前者は約261m、後者は約105mをそれぞれ掘進済みだそうです。

 これら2本のランプは最終的に仙川の南側で本線に接続します。陥没事故を受けて本線シールド2本はいまだ停止しているものの、その近くへ向かって、ランプシールドの掘進が進むこととなります。

 なお、今回は全体の進捗についても報告されました。地上の用地取得率は各スポットで97%以上、埋蔵文化財調査も98%以上となっていますが、大きく遅れているのが青梅街道ICです。2024年11月末時点の件数ベース60%と変わっておらず、埋蔵文化財調査にも至っていません。

 なお、地中拡幅部の施工方法については、中央JCTのほか、未だランプシールド(2本)の着手に至っていない青梅街道ICも、東名JCTの施工状況を見ながら検討するとしています。

【どこまで進んだ?】これが「外環道の進捗」です!(地図/写真)

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