新興企業がつくった「F-35などの“お供”」その実力とは? 「有人機いなくてもOK」

ドイツの新興防衛企業であるHelsing(ヘルシング)は2025年9月25日、無人戦闘航空機(UCAV)「CA-1 Europa(エウロパ)」の実物大モックアップを公開しました。

ドイツから新たな無人戦闘機が登場

 ドイツの新興防衛企業、Helsing(ヘルシング)は2025年9月25日、無人戦闘航空機(UCAV)CA-1「Europa(エウロパ)」の実物大モックアップを公開しました。

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公開されたCA-1「エウロパ」のモックアップ(画像:ヘルシング)

 本機は2027年の初飛行、2031年までの部隊配備を目指して開発されており、有人戦闘機の僚機として戦闘を補佐することを想定しています。重量は約4トン、全長は約11mで、ステルス性を考慮した機体構造を採用し、武装は機内搭載式とされています。

 また、先進的なAIを組み合わせることで単機での任務完遂も可能になると同社は説明しています。ただし、これが無人機による完全自律行動によるものなのか、あるいは通信リンクや有人機からの指示を受けて敵防空網に単独で侵入し索敵を行う運用なのか、といった詳細については現時点で明らかにされていません。

 コンセプト面では、本機はF-35や開発中のF-47の僚機として想定される、米国の協働戦闘機(CCA)プログラムで試作されているYFQ-42A、YFQ-44Aや、オーストラリア空軍向けに開発されているMQ-28「ゴーストバット」に近い役割を担うものと見られます。すなわち、有人機の空戦や地上攻撃を補佐する無人戦闘機です。

 そのため、ドイツがフランスやスペインと進める第6世代機プロジェクト(FCAS:将来戦闘航空システム)における僚機として採用される可能性も期待されますが、現状ではFCASに随伴する無人機はエアバスが開発する計画となっており、将来的に他の欧州諸国向けに提案される可能性も残されています。

【画像】無人戦闘機CA-1「エウロパ」を複数の角度から

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