「スバル“らしい”SUVが作りたいんだ!」 4WDでも“最大700キロ近く”走れる新型EV 雪道での実力は…?

スバルがBEV第2弾となる「トレイルシーカー」を日本市場に投入します。このモデルの開発の経緯や狙いについて、雪道での試乗リポートとともに解説していきます。

圧雪路で素性の良さを実感!

 今回は圧雪路を中心とした雪道での試乗でした。コースは凍った雪の塊なども残るシビアな路面でしたが、同じ日に同じコースで試乗した現行型フォレスターに比べ、乗り心地は格段に上質な印象。振動の伝わり方もソフトで、悪路でも快適性が高いと感じました。

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2026年春にも正式デビューするスバル「トレイルシーカー」(西川昇吾撮影)

 またトレイルシーカーは車両重量が2トンを超えるヘビー級のクルマですが、滑りやすい路面を走行していても「重さで車体が流されてしまう」感覚は小さく抑えられていました。滑り出してからの車体の姿勢変化も穏やかで、改めてスバルの4WDシステムの優秀さを実感しました。

 このような運転していて安心できる操縦性は、クルマとしての基本性能がよく磨かれているからこそ実現できるものでしょう。アクセルの反応もBEV特有の過敏さがなく、ドライバーの意志を忠実に反映してくれます。コントロール自在な運転フィールがあり、良い意味で“BEVらしくない”と感じました。

 ちなみに、ソルテラとbZ4Xの日本仕様はトヨタの元町工場(愛知県)で生産されていますが、トレイルシーカーとbZ4Xツーリングはスバルの矢島工場(群馬県)が生産を担当します。筆者(西川昇吾:モータージャーナリスト)は今回の試乗を通じ、トレイルシーカーから「スバルらしいBEVとはこういうクルマだ!」というメッセージを強く感じました。

【アウトバックやレガシィの面影アリ!?】これが「スバルの新型SUV」です(写真で見る)

Writer:

1997年生まれ、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。自動車専門誌やウェブ媒体、ファッション誌などで、新車情報からカスタムかー、旧車、カーライフお役立ちネタまでクルマに関して幅広く執筆。自身でのレース活動も行っている。

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