「YRP野比」って何? 千葉には「NSI」も…最近 “アルファベット駅名” が増えているワケ
「JR難波」や「JR総持寺」などJR西日本の「JR〇〇」といった駅を除いて、駅名にアルファベットが用いられる駅名は珍しいものです、なかでも「YRP野比駅」は有名ですが、近年ではネーミングライツによるアルファベット駅名が見られます。
「JR〇〇」以外のアルファベット駅
日本の鉄道駅名は、漢字やひらがなで表記されるものが大半です。しかし近年では、JR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ」のようにカタカナを用いた駅名や、JR西日本を中心に「JR」を冠した駅名も多く存在します。さらに2027年には、JR九州で初めて「JR」を冠する駅名となるJR貝塚駅が開業予定です。
このように「JR」のようなアルファベットを駅名に用いる例は、数は多くないものの各地に見られます。
京急久里浜線には「YRP野比(わいあーるぴーのび)」という駅があります。「野比」は地名ですが、「YRP」が何を意味するのか、たびたび話題になります。
この「YRP」とは、駅の近くにある「横須賀リサーチパーク(Yokosuka Research Park)」の略称です。1997年10月に開設されたこの施設には、公的研究機関や国内外の企業の研究所、大学の施設などが集まり、次世代の電波・通信技術の研究が行われています。
YRP野比駅の北西側には、情報通信技術の研究開発拠点として「YRP」を冠した建物が集まるエリアが広がっており、近くを走る県道27号線には「横須賀リサーチパーク入口」という交差点もあります。
駅は1963年の開業当初、「野比駅」という名称でした。しかし、地元住民から「世界へ情報を発信する拠点にふさわしい名前に」という要望が寄せられたこともあり、横須賀リサーチパーク開設から半年後の1998年4月、現在の「YRP野比駅」へと改称されました。
ただし、横須賀リサーチパーク一帯とYRP野比駅は少し離れたところに位置するため、バスを利用することが多いそうです。





コメント