「YRP野比」って何? 千葉には「NSI」も…最近 “アルファベット駅名” が増えているワケ

「JR難波」や「JR総持寺」などJR西日本の「JR〇〇」といった駅を除いて、駅名にアルファベットが用いられる駅名は珍しいものです、なかでも「YRP野比駅」は有名ですが、近年ではネーミングライツによるアルファベット駅名が見られます。

近年進むネーミングライツ駅名

 YRP野比駅のほかにも、アルファベットを含む駅名は存在します。

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Jヴィレッジ駅(画像:写真AC)

 2019年には、JR東日本で初めてアルファベットを含む駅名として、JR常磐線に「Jヴィレッジ駅」が誕生しました。駅名の由来となった「Jヴィレッジ」は、1997(平成9)年に開設された福島県のサッカーナショナルトレーニングセンターです。

 このサッカー施設「Jヴィレッジ」は、福島第一原発事故の対応拠点として使用されていた時期もありましたが、2019年にトレーニング施設としての本格再開に合わせて、駅が新設されました。

 また、広島電鉄には「JA広島病院前」停留場があります。これはJA広島厚生連の要請を受けて設置された請願駅で、広島県廿日市市にある路面電車の停留場です。名称は、隣接する「JA広島厚生連 廣島総合病院」に由来しています。

 一方で、JR西日本の「JR難波」や「JR総持寺」などの駅名は、民営化後に既存の他社駅(近鉄難波駅や阪急総持寺駅など)と区別するために付けられたものです。これらは「識別のためのアルファベット」であり、YRP野比駅やJヴィレッジ駅のような「固有の施設名・ブランド名としてのアルファベット」とは、成り立ちがやや異なります。

 さらに視点をバス停まで広げると、和歌山バス那賀には「F.B.T」という停留所があります。これは「府中バスターミナル(Fuchu Bus Terminal)」の略称とされています。

 また、駅名そのものではありませんが、近年では駅名のネーミングライツ(副名称)の導入により、アルファベットが含まれるケースも増えています。いすみ鉄道では特にネーミングライツ駅が多く、「NSI国吉駅」という副名称があります。「NSI」は「New Space Intelligence」の略称で、衛星データを用いて高精度に地表を観測するサービスを提供するベンチャー企業の名称に由来しています。

【今後増えるかも?】これが珍しい「アルファベット駅名」です(画像)

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