新型「戦闘機の“お供”の無人機」エアバスが発表 あと3年で実戦へ? 透ける「ポシャりかけの新型戦闘機」計画のゆくえ
エアバスが無人協調戦闘機「ヴァルキリー」の開発を進めていることを明らかにしました。ドイツ、フランス、スペインが進める第6世代戦闘機開発計画が難航を極めるなか、その“お供”の無人機を先に打ち出した形です。
ヴァルキリーから見える「FCASの落とし前」
フランスとドイツはNGFの共同開発を完全には諦めてはいないようで、2026年3月19日付の「POLITICO」は、両国が2026年4月を目途に再起動を試みると報じています。
他方、フランスは同日に新原子力空母「自由フランス」(フランス・リーブル)の名称を明らかにしていますが、その建造を担当する同国の造船企業ナバル・グループが発表したコンセプトCGには、飛行甲板にNGFの艦載機型が搭載されていません。
このことから、FCASの共同開発は各種UASと有人航空機を接続する通信ネットワーク「コンバットクラウド」など一部にとどめ、NGFの共同開発は行われない可能性が高いと筆者は思います。
NGFの共同開発が中止になった場合、フランスとドイツはどのような選択をするのでしょうか。
前に述べたナバル・グループの「自由フランス」のCGの飛行甲板には、ダッソー・ラファールと、ラファールと協働するCCAと思しき機体が並んでいました。フランスはこの手法を選択するのかもしれませんし、単独、または他国と組んで第6世代戦闘機を開発するのかもしれません。
NGFの共同開発中止が取りざたされて以降、ドイツはF-35Aの追加調達や、日本、イギリス、イタリアが進めている第6世代戦闘機の共同開発計画「GCAP」へ参加するのではないかとも見られていました。
しかしF-35Aの追加調達はドイツ政府が公式に否定していますし、既に開発が開始されているGCAPに今から加入しても、ドイツ産業界の需要を充たす仕事を得ることは難しく、本格的に参加する可能性は低いと筆者は思います。





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