自爆ドローン対策に新たな選択肢! エアバスが専用機とミサイル提案「低価格で対応可能」

エアバスの防衛部門であるエアバス・ディフェンス&スペースは2026年3月30日、迎撃ドローン「バード・オブ・プレイ」のデモ飛行が成功したと発表しました。

小型機は小型機で落とせばいい?

  エアバスの防衛部門であるエアバス・ディフェンス&スペースは2026年3月30日、迎撃ドローン「バード・オブ・プレイ」のデモ飛行が成功したと発表しました。

Large 20260402 01

拡大画像

実験中のバード・オブ・プレイ(画像:エアバス)

 この機体は、オペレーターの目に頼らず、自律的に中型の一方向攻撃(自爆)ドローンを捜索・検出・分類することを目的に開発されており、今回の実験では識別に成功しました。

 その後、同機は防衛技術スタートアップ企業フランケンブルク・テクノロジーズが開発した空対空ミサイル「マークI」を用いて目標に対処したとしています。

 エアバス・ディフェンス&スペースのCEOであるマイク・ショルホルン氏は「現在の地政学的および軍事的状況を踏まえると、自爆ドローンへの防御は緊急に対処すべき戦術的優先事項です」とコメント。自社の「バード・オブ・プレイ」と低価格な空対空ミサイル「マークI」を組み合わせることで、「防空のコスト構造に新たな変革をもたらし、大量の空中脅威に対してこれまでとは根本的に異なる規模での防御を可能にする」と説明しています。

 このデモ飛行は、プロジェクト開始からわずか9か月で実施されました。改良型のエアバスDo-DT25ドローンをベースにした「バード・オブ・プレイ」試作機は、翼幅2.5m、全長3.1m、最大離陸重量160kgの仕様です。試作機には4発のマークI空対空ミサイルが搭載されていましたが、実運用型では最大8発まで搭載可能となる予定です。

 マークIミサイルは高亜音速の対空ミサイルですが、自爆ドローンや偵察ドローンなどの撃墜を想定しているため、十分に対処可能な速度とされています。全長65cm、重量2kg未満と、これまでに開発された中で最も軽量な誘導迎撃ミサイルです。

 エアバスとフランケンブルクは、2026年を通じて実弾頭を用いた追加飛行試験を実施し、システムの実用化をさらに進めるとともに、その完全な能力を関心を持つ顧客に示す計画です。

【画像】ちゃんとミサイル撃てる! 実験中のバード・オブ・プレイ

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  2. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  3. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  4. バス運転士「辞めないで」 東京都が“給与の手当”を10年間補助! 独自の定着支援で「路線廃止」を防ぐ
  5. 「断固たる措置を講じる」首都高公式ブチギレ! 「公平性を著しく損なう」非常識ドライバーに“鉄槌”…一体何が?
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開