「9割が飛行機」の東京~福岡、新幹線のメリットは? 「仕事もできるし、整うし」 ただ“没入タイプの人”向けに?
東京から福岡など国内を長距離移動する場合は、所要時間の長さから、新幹線より飛行機を選ぶ人も多いでしょう。では、新幹線での長距離移動にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
新幹線は“没頭タイプ”のビジネスマン向き?
今回乗車したのは、往復とも15時30分台に出発し、20時30分台に現地へ到着する「のぞみ」です。座席は通常の指定席を選択しています。
品川-博多間の乗車時間は約4時間50分。それだけの長い時間、基本的には同じ場所で座っていることになります。
他方、飛行機の場合は前出の通りフライト以外の様々な“移動”が伴います。仕事をしたい場合は、機内にいる時間が短いうえ、保安検査や搭乗まで待ち時間、乗り込みなどで何度もノートパソコンや道具などを出し入れするのはやや煩雑かもしれません。
その点、新幹線は一度改札を通って乗車してしまえば、あとは自席でパソコンや道具をセットし、到着駅まで作業を進めることができます。移動中は窓からの景色も適度に変化していくため、疲れを感じた時の気分転換にもなります。
ただし、普通車でのワゴン販売は「のぞみ」もすでに廃止されているため、飲み物などはあらかじめ購入しておく必要があります。車内の喫煙ルームも2024年3月に全廃されており、“気分転換”という意味では、できることが以前より乏しくなっています。
そして、新幹線のメリットとしてよく言及される「Wi-Fi環境の有無」については、あまり強いメリットを感じませんでした。トンネル区間を中心に、通信が不安定になる場面が多かったからです。これは特に、トンネルの多い山陽新幹線の区間では顕著になります。
またビジネスマンにとって、フリーWi-Fiはセキュリティ上の懸念が大きいのも事実で、企業によっては使用を禁止しているケースもあります。新幹線のフリーWi-Fiは、あくまで“プラスアルファ”程度のサービスだと割り切り、モバイルルーターやスマートフォンのテザリング機能を使いつつ、通信が要所で遮断されることも想定し、あらかじめネット環境がなくても進められる業務を用意しておくほうが良いかもしれません。





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