「なんか惜しい飛行機写真…」を防ぐには? 実は大敵 プロが教える“ブレ防止”の実践テク【レンズ越しの“旅客機”の世界】

飛行機の撮影において、作品の出来に大きな影響を与えるポイントが「ブレ」です。プロはどのようにブレを防いでいるのでしょうか。その実践的テクニックを、航空写真家の竹信大悟さんが解説します。

「なんか甘い…」原因は“ブレ”にあり

 さて前回の記事では、飛行機の撮影においては「水平」を意識するようになると、写真が一気に“ととのう”ということを説明させてもらいました。でも、次にぶつかる壁があります。

「水平も合ってる。構図も悪くない。なのに、なんか甘い……」。空港で撮って帰宅して、PCの画面で見返したときに気が付くアレです。だいたいの原因は、ピントでも露出でもなく、「ブレ」だったりします。

 飛行機写真って、被写体が大きいぶん誤魔化しがきかないんです。胴体の文字、窓列、ドア周り、ギア、ライト――。ほんの少しでのブレでも気持ちよさがスッときえてしまいます。だから今回は流し撮りは置いておいて、「止めたいのに止まらない」をどう減らすかのお話をします。

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伊丹空港に着陸するJALのエアバスA350-900。これがブレがないパターン。ノーズギアにブレがあるかないかを見ている。(竹信大悟撮影)。

手ブレ? 被写体ブレ? 対策のカギは「シャッタースピード」

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Writer:

1975年生まれ。兵庫県出身。大阪は伊丹空港をベースに、航空会社のオフィシャル撮影や日本各地の空港で航空業界を切り取るフォトグラファー。国内外の航空会社や空港 を取材し、路線や運航、現場スタッフの仕事を写真とデータで立体的に伝える。月刊『AIRLINE』等、航空専門誌・ウェブでの執筆・撮影のほか、企業パンフレットや広告ビジュアルも担当。公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。

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