【空から撮った鉄道】駅ヨコの“巨大な穴”空から見ると…? 京急新鉄橋・JR新線・巨大道路橋…激変続く品川「大規模再開発」を観察

品川駅と周辺はJR駅改良工事、リニア中央新幹線の駅建設、京浜急行(京急)の連続立体交差事業、高輪ゲートウェイシティの建設と、多岐にわたる再開発事業が進行中です。2026年1月の状況を空からお伝えします。

この記事の目次

・人工地盤が広がりつつある高輪口

・駅ヨコの「巨大な穴」を空からのぞく

・北品川駅も変化

・京急線移設と巨大道路橋架設が同時進行

【画像枚数】全15点

人工地盤が広がりつつある高輪口

 私は都心部のターミナル駅再開発の状況を空撮しており、渋谷~品川~東京~新宿と、年間に何回か記録することを心掛けています。今回は品川駅とその周辺です。

 品川駅とその周辺は、いくつもの事業が同時進行しているため、どこをどのように捉えていけばよいのか毎回悩んでしまいます。主だった事業は、JR東日本が品川駅を改良、旧田町車両センター跡地を高輪ゲートウェイシティへと再開発。JR東海は東海道新幹線直下にリニア中央新幹線の品川駅を建設。京急は泉岳寺~品川~北品川~新馬場間の連続立体交差事業と品川駅の地平化、ならびに駅周辺の再開発工事。東京メトロは南北線白金高輪~品川間2.5kmの延伸工事。ざっとこれだけの事業が同時進行しています。

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八ツ山橋を手前にして品川駅と高輪ゲートウェイシティを見る。2026年2月23日未明に新たな八ツ山橋が送り出し工法によって架橋された。やがて京急の線路の真上にも高層ビルが建設され、この地点からの景色もガラッと変化するはずだ(2026年1月、吉永陽一撮影)

 2026年1月は約半年ぶりの撮影でした。都心部の駅再開発では晴れよりも影のない曇天の方が都合良く、ディティールがよく分かります。とはいうものの、冬となった途端に晴れ予報ばかりで、なかなか思うようにはいきません。2025年末に空撮を考えていましたが、結局1月の曇天日まで延期となりました。

 品川駅上空は、撮影箇所の多さに加えて、羽田空港の特別管制空域の範囲に指定され自由には飛行できません。関係機関へ事前申請のもと、当日は管制の許可と指示によって飛行しました。まず、制約のある品川駅上空と北品川駅周辺から撮影をスタートします。

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品川駅と北口の人工基盤、環状4号線の跨線橋、京急の線路移設用仮設構体を見る。人工基盤が広がってきており、電車の姿が隠れつつある(2026年1月、吉永陽一撮影)

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Writer:

1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。日本写真家協会(JPS)正会員、日本鉄道写真作家協会(JRPS)会員。

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