きょうJRダイヤ改正 2017年3月4日、何が変わった? 大物なくとも多くの変化 通販の影響も
新幹線では所要時間短縮、乗り心地向上も
新幹線では、特に山陽新幹線で変化がありました。JR西日本は2017年2月19日(日)、山陽新幹線にデジタル方式の新しい信号システム(ATC:自動列車制御装置)を導入。駅に停車する際など滑らかなブレーキが可能になり、乗り心地が向上しています(ほかの新幹線ではすでに導入済み)。
そしてこの新ATCにより、運行効率も向上。3月4日(土)のダイヤ改正で「のぞみ」「みずほ」は平均およそ1分、「こだま」は平均およそ15分も、新大阪~博多間の所要時間が短くなりました。
東海道新幹線では「のぞみ」「ひかり」の定期列車すべてが、快適性や環境性能に優れたN700Aタイプの車両になっています。「こだま」の定期列車は60%がN700Aタイプで、東海道新幹線の定期列車は約9割がN700Aタイプでの運行です。また、走行性能にも優れるN700Aタイプの導入が進んだことにより、一部の「のぞみ」「ひかり」で所要時間が3分短縮されました。ただ、東京~新大阪間の最短所要時間は2時間22分で変わりません。
またこのダイヤ改正で、東京~博多間の最短所要時間が4時間46分へ1分短くなり、史上最短記録を1分ですが更新しています(「のぞみ64号」)。
九州新幹線では、2016年4月に発生した熊本地震の影響による徐行運転を解除。所定速度での運転になり、所要時間がおよそ5分短縮されました。
ダイヤ改正 新しい時刻表を確認してご利用下さい。
通販の影響と言っても貨物列車1本増発では何の役にも立たない。むしろほくほく線や地方のバス等で行う客貨混載の本格化を取り上げるべき。いずれは都市間の日中の普通列車もそうなるだろう。
唯一の485系(3000番台)電車の定期運行(新潟←→糸魚川の快速列車)が消滅しました。