【懐かしの私鉄写真】「DXロマンスカー」「開業したての新駅」「緑の京王線」がカラーで蘇る! “今はなき風景”を走る60年前の電車たち

60年前に撮影された貴重なネガカラー写真から、当時の首都圏の鉄道風景を振り返ります。東武のデラックスロマンスカーから、京急の開業間もない三浦海岸駅の様子まで、高度経済成長期の鉄道の姿がカラーで蘇ります。

この記事の目次

・田園を駆け抜ける東武のデラックスロマンスカー

・開業して間もない三浦海岸駅

・甲州街道の横を走る「元井の頭線」の電車

【画像枚数】全21点

前回の続きです。

田園を駆け抜ける東武のデラックスロマンスカー

 なぜか東武は2度撮影しているのに、京成は移動途中に1枚しか撮っていません。通学に利用していた小田急はもっと撮りたかったけど、もうフィルムが残り少なくなってしまいました。

 この頃のネガカラーはまだ粒状性が悪く、35mm判フルサイズでもかなりザラついた画面になっています。同時期にハーフ判で撮ったサクラのカラーポジの方が、解像度ははるかに上だと感じます。

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東武鉄道2000系は、乗り入れ先の営団地下鉄日比谷線の規格に合わせた18m車だった。直通運転開始当初は4連だったが、この頃は6連になっている。松原団地駅は現在の獨協大学前駅で、当時はまだ沿線に田畑が広がっていた(松原団地~草加/1965年12月、楠居利彦撮影)
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6000系は2扉クロスシートで快速に使用されていた。運賃のみで乗れる最速列車で、東武日光行きと鬼怒川温泉行きの併結となることが多かった(松原団地~草加/1965年12月、楠居利彦撮影)
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1720系は最新の特急用で国鉄の特急形よりシートピッチが広く、ビュッフェやサロンルームを備えデラックスロマンスカー(DRC)と呼ばれていた。このため特急料金は1700系よりやや高めに設定されていた(松原団地~草加/1965年12月、楠居利彦撮影)

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Writer:

1946年、東京生まれ。中央線の沿線で育ったので、鉄道は複線で電化され、長編成の電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道誌の創刊に関わり、車両データ本の編集を担当した。趣味は鉄道模型製作。

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