鉄道の車輪は「真っ平ら」じゃない!? ハンドル無しで曲がれる秘密は“紙コップ”と同じ!←どういうこと?
電車の車輪は、レールに接する面が真っ平らな「円柱」だと思っていませんか? 実は真正面から見ると台形に近い、わずかに傾斜がついた形をしています。ハンドルがない電車がカーブを曲がれる、驚きのカラクリとは。
車輪は「円柱」じゃなくて「台形」? 意外な形の正体
電車の車輪は、レールと接する平らな「円柱」だと思われがちですが、実際はレールの内側から外側に向かって半径が小さくなる「円錐」に近い形をしています。左右の車輪を真正面から見ると、まるで“台形”のようになっているのです。
車輪の踏面(レールと接する面)には若干の勾配が付けられており、これを「踏面勾配(とうめんこうばい)」と呼びます。
具体的には、レールの内側(フランジ側)が太く、外側に向かって細くなるように傾斜がついています。この踏面勾配は設計思想や路線条件によって異なりますが、一般的には「1/20(20進んで1下がる)」といったわずかな傾斜がつけられています。
このわずかな傾きこそが、ハンドルがない電車を曲がらせるための重要な鍵となります。
イメージしやすいのは、飲み口の方が底よりも広い「紙コップ」でしょう。紙コップを横倒しにして床で転がすと、勝手に円を描いて曲がっていきます。おおまかにいうと、電車の車輪もこれと同じ原理を活用してカーブを曲がっているのです。





鬼キャン?