鉄道の車輪は「真っ平ら」じゃない!? ハンドル無しで曲がれる秘密は“紙コップ”と同じ!←どういうこと?

電車の車輪は、レールに接する面が真っ平らな「円柱」だと思っていませんか? 実は真正面から見ると台形に近い、わずかに傾斜がついた形をしています。ハンドルがない電車がカーブを曲がれる、驚きのカラクリとは。

車輪は「円柱」じゃなくて「台形」? 意外な形の正体

 電車の車輪は、レールと接する平らな「円柱」だと思われがちですが、実際はレールの内側から外側に向かって半径が小さくなる「円錐」に近い形をしています。左右の車輪を真正面から見ると、まるで“台形”のようになっているのです。

Large 20260523 01

拡大画像

列車の車輪は実は台形?(画像:写真AC)

 車輪の踏面(レールと接する面)には若干の勾配が付けられており、これを「踏面勾配(とうめんこうばい)」と呼びます。

 具体的には、レールの内側(フランジ側)が太く、外側に向かって細くなるように傾斜がついています。この踏面勾配は設計思想や路線条件によって異なりますが、一般的には「1/20(20進んで1下がる)」といったわずかな傾斜がつけられています。

 このわずかな傾きこそが、ハンドルがない電車を曲がらせるための重要な鍵となります。

 イメージしやすいのは、飲み口の方が底よりも広い「紙コップ」でしょう。紙コップを横倒しにして床で転がすと、勝手に円を描いて曲がっていきます。おおまかにいうと、電車の車輪もこれと同じ原理を活用してカーブを曲がっているのです。

【国内に現存唯一!】90年前に日本が作った「線路と道路両方走れるトラック」です(画像)

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 鬼キャン?

記事ランキング

  1. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  4. 品川と青森を結ぶ「新たな夜行特急」が2027年度から運行へ 所要時間は12時間超え フルフラット仕様の個室も
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  3. ロシア海軍のステルス艦が「大炎上」 ウクライナの攻撃で撃破される瞬間を捉えた映像が公開
  4. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  5. 空母化進む「最大の護衛艦」がフェリーと並んだ! 大きさの違いが際立つショットを海自が公開