大きいことはいいことだ! 国内最大クラスの530馬力の国産大型トラックが復活 した“必然”の理由とは?

2026年5月14日から5月16日までパシフィコ横浜で開催された「ジャパントラックショー2026」で三菱ふそうが新型「スーパーグレート」を展示しました。

なぜ530馬力が必要なのか?

 近年は省エネや環境負荷低減が自動車業界のトレンドとなっていますが、8年ぶりに530馬力のトラックを販売するというのは、時代に逆行するようにも思えます。しかし、トラック業界では建築機材や資材などの重量物輸送需要があり、本トラックの530馬力という高出力は、そのために必要とされています。

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「ジャパントラックショー2026」に展示された「FV-R」型第5輪荷重20トン車(布留川 司撮影)

 このような重量物運搬用トレーラーは「重トレ」とも呼ばれており、この分野では500馬力超級の高出力モデルを求める声が根強くあります。近年は、スカニアやボルボといった欧州製トラックがシェアを伸ばしていました。

 今回、「FV-R」型第5輪荷重20t車を新たに販売した理由について、メーカー担当者は、そうした「重トレ」需要によるユーザーからの要望があったためだとコメントしていました。

 近年の自動車業界では、電動化や環境性能が注目されています。しかしその一方で、トラック業界には条件の異なるさまざまな輸送需要が存在しており、重量物輸送の世界では今なお「高馬力」が求められています。「スーパーグレート 530」の復活は、そうした現場の需要を改めて示したモデルといえるのかもしれません。

【迫力のスケール感!】これが、国内最大クラスのトラックです!(写真)

Writer:

雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info

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